今日、時天空の引退会見が行われました。
会見の様子はインターネットの記事により読みましたが、思ったよりも元気そうな時天空の姿を見て、安心したと同時に、想像以上に辛い長い闘病生活だったことを知り、こみ上げてくるものがありました。
青天の霹靂のように訪れた、病の宣告。
それをすぐには信じることができなかった当時の心境。
病を受け入れて生きるために治療の日々へと踏み出した日。
自分の予想に反して長引く治療と、体の衰えに不安を募らせながらも、これからのことを考え始めたあのころ。
そして決断を下したあの時。
渦のように自分を飲み込む様々な変化に、揉まれ、もがき、苦しんだであろう日々。
その険しい流れの中の日々を思っただけで胸が痛く、締め付けられるようです。
そんな状況にありながら、時天空は己を鼓舞しながら1日1日を闘っていたのでしょう。
身がすくむ様な現実を前に、己を奮い立たせ前進していった時天空。
体力が落ちていく中で彼を支えたのはきっと勇気。
困難に立ち向かう勇気。
現実と向かい合う勇気。
それを受け入れる勇気。
新たな道へ踏み出す勇気。
目をそむけたくなる現実と向きあい、悩み、葛藤を繰り返しながらも、それを受け入れ長い闘いの日々へ身を投じ、先の見えない治療の毎日でも冷静に悲観的にならず自分の道を選び進んでいった時天空。
大いなる勇気を胸にこの闘いを乗り越えた時天空を勇者と呼ばずして何を勇者と呼ぶのでしょうか。
勇者とはゲームの中や映画の中おとぎ話にだけ存在するものではありません。
壮大な冒険に出る人だけが勇者ではありません。
華々しく戦う者だけを勇者と呼ぶのではありません。
真の勇者とは、自分自身を奮い立たせ、自分を見失うことなく、冷静に判断し進んでいける人だと私は思うのです。
これからも時天空の冒険の旅は続きます(ドラゴンクエストV 天空の花嫁ではありません)
これから先の時天空の冒険の日々は、新たな勇者を育てるステージへと変わるわけですが、時天空自身の言葉にもあるように指導者としてさらに大きくなってほしいと願っています。
今日の会見の時天空を見て、改めて惚れ直しました。
やっぱり時天空はとてもかっこいい。
姿かたちもそうですが、生き方がとても男らしいと感じます。
私がタトゥーを入れる外国人だったなら、迷わず「時天空」の3文字を入れることでしょう。
以前ブログで福山ファンに時天空を薦める記事を書いたことがありますが、今改めてすべての人に時天空を薦めたい。