我が師の教えの一つに「患者に媚びるな」というのがあります。
その教えは実は内科医だったという師匠のお父さんからの教えだそうです。
なんか面白いですよね?西洋医学の医者の息子が医者へは行くなって言ってるんだから。

お父さんは早死にだったそうで、もちろん私は会ったことはありませんが、その教えは受け継いでいきたいと常々思っています。
まぁ、医者と患者の関係じゃなくても媚びなんてものは感心しませんけどね。


三省堂大辞林によりますと、媚びるとは、
「相手の機嫌をとる」又は「相手の気に入られるように振る舞う」とあります。

なるほど、師匠の教えを請うまでもなく元々私が苦手なことだったわ!ぷぷっにひひ

今はいませんが、昔マッサージのバイトをしていた頃は態度がビッグな患者さん(お客さん)もたまにいたなぁ~…
揉みながら首締めてやろうかと思ったことも何度かあったけど、あ、何度もか(笑)
あれはあれでいい体験だったなぁと思う次第です。


治療をしますと、正常化、好転反応などと呼ばれるもの、要するに症状が表に出てくることがあります。
それは発熱だったり、痛みだったり、痒みだったり、疲労感だったりとどれひとつとして気持ちの良いものはないのですが...
まぁ時として40度以上の高熱はふわふわと気持ちがいいときもありますけど叫び


本当は体が良くなろうとする時に気持ち良かったり楽して良くなるものなどないわけですが、
そいういった点からも健康食品やサプリメントを摂っただけで治るなんて嘘だと思うわけです。
一時的に良くなったと思っても根本を変えなければ時期に元の木阿弥となるでしょうね。

治療後に正常化による症状が出た場合はかなり高い確率で患者さんから恨まれます!あせる
かえって悪くなったと言って(あるいは何も言わずに)治療をやめてしまう人もいます。
そのような患者離れが怖くてなるべく正常化をださない治療を心がける治療家も多いと思います。
それは個人個人の考えなので否定もしませんしそれもありだと思います。
でもそれを恐れていては私の場合は師匠の教えに反して患者さんに媚びることになるので私は自分の信じる治療をやっています。
なぜなら私もそのような正常化の強く出る治療で元気になったからで経験的観測ってやつですかね。

私は私の治療を信じてやらせていただいてますし、治療を選ぶ権利は患者さんにあるのです。
お医者様と患者様ではなく平等に人間同士という考えです。


膠原病とは正常化の連続みたいなもので、確かに放置すれば命にかかわるようなものもありますが、
それを強い薬で無理矢理押さえ込めばまた体は他の手を使って良くなろうとする。
良くなろうとする結果、更に手強い症状を引き出す...まるでいたちごっこです。
このようないたちごっこから抜け出すためには思考の転換と食への意識改革がどうしても必要だと思うわけです。
膠原病とは私の体を良くしようとして起きた反応、今では感謝してるしあの時は薬でたたこうとしてごめんねって思ってます。
そう考えると病気は悪者ではなく味方なんですよね。



なんかうまくまとまらなかったけど言いたいこと伝わったかな?(笑)



本日も最後までおつあいくださいまして、ありがとうございました!


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元プロレスラーで元膠原病患者で現在治療師のブログでした!

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