諸君、ご壮健かな。
ここは秋田県鹿角市。かつては尾去沢鉱山で興隆を誇った、県北の巨大な居住区である。
まだ長期休暇一斉取得期間(ゴールデンウィーク)ということで、行き交うコムサイ(国産車)も多い。
空気がうまい。
この資源コロニーとも言える地域ときくと、いまは廃れてしまった鉱山にロマンの
目が行きがちだが、実はもうひとつある。それは。
ストーンサークル。
文献をひもとくに、海外のミステリーサークルや奈良の石舞台古墳に並び、未確認飛行物体(UFO)の仕業なのか?ヒドケイナノカ?墓なのか?
そもそも当時の技術で、どうやって素材を運んだのか?ピラミッドのような疑問もわく。
先程の行き交うコムサイは何だったのか!?タヌキっ子一匹いない!
大湯環状列石。
うーむ。宇宙パワーで人を寄せ付けないのだろうか!
宇宙世紀の申し子の私としては、興味が湧いてきた!
広い。
戦場は荒野。
おかしい。
ポツーン。
こ、これは幻か!?
ストーンサークル、写真では電話ボックスみたいな石がドウーンと突っ立っているようにみえたが。これでは、駐車場の角にたっているポールぐらいではないか!
むう、哀しいけどこれ、現実なのか。
お。
あ、あれは。
桜!
北国に来た、特権というものだな。今年は、二回花見ができた。
最後に。
ストーンサークル館。
誰もいない。おかしい!先程のコムサイの艦隊は、いったいどこに!?
ナナイ「尾去沢鉱山にいったんじゃない?」
あ。
・・・。
すげー!人力で運んでたのか!
案内のおじさん「そんなわけないよ、300キロだもの」
・・・。
案内のおじさん「みた?ストーンサークル。日時計」
(過去の歴史ロマン記事)
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