[コラム] 君は「NEOミニ合体バイオロン」デストリアンを知っているか? | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~

※この記事は過去記事の再構成です



皆さん、お元気ですか。



忘れたころにほしくなる。そんなポテトチップスのようなシリーズ。


パチモノプラモデル。

※過去の悲劇は → ここ


今回も中々の逸材が、哀しみをお届けしてくれます。ご覧く、哀しき献体は。


NEOミニ合体バイオロン

デストリアン


まずは箱絵をどうぞ。




棺桶からコンニチハ。


何ということでしょう。火葬の釜に頭から入れられるそのお姿、そして負けて息絶えることが前提。


ご丁寧に、運びやすいようタイヤまでついています。よかったですね、葬儀屋さん。



そして、箱の横をみて驚くのです。




色が違いますねん。


普通は絵の方が色が多彩なものですが、実物のほうが色が多いという不思議ワールド。


どちらかが歩み寄れるのものでないでしょうか。シャアとアムロ、自民党と立憲民主党、大塚家具の親子・・・まさに好敵手です。


そして、反対側を観てみます。




!!!


なんと4つのパーツが合体するのです。なんと、味のある機体たちでしょう。


とくに2号のローラーコースター。攻撃の要である手足はもぎ取られ、武器もなく的として大きい、やられ放題な機体。まさにイジメかっこわるい!といった趣です。


…開発陣は疲れていたのでしょうか。


ちなみにこのバイオロンは、あのアトランジャーとどう違うの?というマニアックな疑問もわいてきますがいいません、勝つまでは。



さて開けてみましょう。




パーツ少な!




もはや説明書、いりません。


説明書を箱に刷ってエコロジーなエコノミーを図ったのでしょうが。それすら無駄遣いに思えてきます。



さて、シリーズ。




写真もなく無名なロボたち。


手がかりがなくて、買う気が起こりません。宣伝部というものがなかったのでしょう、青島文化教材社には。というか1~4はこのバイオロンではないのでしょうか、まあいいですが。



そしてその向かい側。




シリーズというにはおこがましい。


イデオンなどと、思い付きで作った珍ロボットを同列にしてはいけません。


個人的には「ニュー」アトランジャーが気になりますが。でも誰も気にならないと思いますので、語るのはやめておきます。










(過去のエセガンダム記事)