諸君、ご壮健かな。
とはいっても、ブックオフではなく。
古書が山積みの店。
古書店が立ち並ぶ神保町は。
私が士官学校の書生だった時、よく通った街。
しかしこの辺り。
あの頃は今みたいにビールではなく。
サワーを飲んでいたヤングマンだった。
さてこの街を。
暑い!
アスファルトから、熱気が立ち上る。
おっといけない。
のどの渇きも潤わず。
そもそも飲みたくもない物を買うところだった。
さて、この先には。
前回、すがやみつるの展覧会 を見ようと思ったが。
着いたら休館日。
あの悲劇が頭をよぎり。
遠巻きに見まわしてみる。
さて、少し場所を変えてみよう。
あ、あれは名作「エリア88」・・・・・・。
コミケ88?
ん?
東京国際マンガ図書館。
いつになったらできるのであろう。
なんだか全体的に緩くて。
今回もやっているのか?
恐る恐る扉に手をかけてみる。
すると。
開いた!
こんなことでもうれしくなるハードルの低さ。
今なら道行く老人の、荷物を持ってあげられるかもしれない。
決して涼めるからではない。
決して。
展示を見て思ったこと。
ニャロメもチビタもイヤミでさえも。
名前もない脇役からスタート。
キャラクターを愛した赤塚不二夫。
そんな気がした。
あと、受付の女性に。
私が質問した時のこと。
シャア!「どこか撮影してもいいとこ・・・・・・」
受付の人「館内撮影禁止です!」
かぶせすぎて怖い!
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