※この記事は過去記事の再構成です
皆さん、お元気ですか。
以前取り上げました、あの伝説のメーカー・アリイの生み出した麒麟児。
ウルトラ戦艦NO4。
※知らない人 → こちら
あのわけのわからない、私の脳細胞に、取り返しのつかないダメージを与えた期待の箱の横。
銀河マシーン。
この胃袋の奥をじりじりと焼き尽くすような、夢の機体が気になって夜も眠れます。
そのどうでもいい、どす黒い瘴気を発する玉手箱が。
今、目の前にあるのです。
それでは、気になるその箱絵。
見てみましょう。
!
GOGOマシーン2号
UFO基地軍団。
訳が分かりませんが、妙に語呂がよくて腹立たしくなってきます。
小さく「地上」と書いてありますが、これが地球の路上に止めてあったら10円傷でいっぱいになりそうです。
そのマントにしてはみじかすぎ、マフラーなら長すぎる白い布や、そっとハンドルに添える、見事な片手運転も気になりますが。
やはり注目は。
必死の表情です。
何をつかもうとしているのでしょうか。
トイレでしょうか。
食い逃げ犯を追いかけているのでしょうか。
その胸には、末広がりの8が二つも描かれなんともめでたいです。頭の中もめでたいという暗示でしょうか。
横を見てみます。
「17パック」。
どういう単位なのでしょう。ここら辺から、再び片頭痛が襲ってき始めました。
それでは、裏返してみます。
さあ、お得意の押して飛ばすタイプです。
しかしあのブルーシャークのように、古代レイを引きころすようなドラスティックなことはなさそうです。
人権保護団体からクレームがあったのでしょうか。それともアニメファンから不幸の手紙でも送られてきたのでしょうか。
でも特に気にもなりません。
それでは開けてみます。
まあ、こんなもんでしょう。
しかし、最も気になるのは。
その仲間たちです。
箱の横を見てみましょう。
左から。
1~4(アングラシリーズ)
13~16(UFOロボシリーズ)
17~20(GOGOマシーンシリーズ)
21~24(アンテナロボシリーズ)
9~12(スカイターボシリーズ)
アングラロボって、自分で言ってしまっています。自己分析完璧の内向的なロボットです。
さてその中でも、このGOGOマシーンシリーズを見てみましょう。
脱出。
ついにおしっこを漏らして逃亡でしょうか。
それとも中に入っている車盗難犯に飛び蹴りでしょうか。
あ、このマシーンを見てやっとわかりました。
これはマッハG○GO!のオマージュなのです。
オマージュ、なんという都合のいい言葉なのでしょう。
しかし!
私がすごく気になるものは、これではないのです。
!
アンテナロボシリーズ。
アンテナをロボットにする意味があるのでしょうか。というか、ここまで巨大なアンテナとは、イギリス産業革命を思い出させます。
そう、もはや成長期なのです、この子は!
そして。
お約束の手がドリルです。
左手もカギ爪になってしまいました。
もはや、サーベルを持つのは放棄したようです。
反対側を見てみましょう。
少し謎が解けてきました。
拡大してみましょう。
なるほど、パトロール部隊。
なので、アンテナなのです。
そう。
だから、メカニックロボなのです。
訳が分かりませんが、きっと顔が記憶媒体なのです。
これは、恐ろしいことです。
なぜなら。
最も大事な情報が、敵にさららされているのです。
このスリルを快感と感じるあたり。
まさにGO!GO!です。
でも、その隣。
パトロール部隊と言いながら。
腑に落ちないのです。
開発者に会いたいです。