諸君、ご壮健かな。
さて、私は。
喫茶どんぐりがいい味出している。
疲れたからお茶飲もうかな。
お茶を飲む老人がたくさんいそうだ。
さて、この上なくいい雰囲気の館。
今回は何をしに来たか。
日本SF展。
今や、SFはアニメや文学、特撮にとどまらず。
ゲームやサイエンスと多岐にわたり入り込み、今や死語となりつつあるが。
その先駆者たちは確かにいた。
海外で現れたスペースファンタジー(SF)を。
日本の作家たちが形にしていく。
日本のSFの父・海野十三がSFをジャンルとして確立し。
星新一がそれを形にし。
ライバル小松左京がエンターテイメントとして高める。
それは手塚治虫によって、マンガやアニメにも取り入れられ。
浦沢直樹や特撮の円谷英二に紡がれていく。
すごいなあ、もはやSFは一つの魂だ。
SF勃興の時代の魂は。
人をひきつけてやまない。
筒井康隆の「時をかける少女」なんかは。
なんどリメイクされても、鮮やかな感動を生んでくれる。
日常に忙殺されている私たちに。
妄想の世界で夢を見させてくれるSF。
その魂は、「機動戦士ガンダム」「宇宙戦艦ヤマト」など。
もはやポピュラーとなった名作にも息づいている。
勃興の時代、あこがれる。
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