皆さん、お元気ですか。
韓国では有名な「ガンダム知的財産裁判 」。
前回は、その驚異の判決内容について書きました。
しかし、実は日本でも大して変わらない騒動があったのです。
それは、玩具のオールドファンなら一度は見たことあるあの自販機。
その製造元である会社が、ロッテに起こされた裁判。
コスモス裁判。
以前、存在した中小玩具メーカーに「株式会社コスモス」という会社がありました。
この会社、自分のところで開発した小型のおもちゃを、「ガチャガチャ」で販売を開始しました。
このころは、機械もおもちゃもオリジナルでした。
なんと最盛期には50万台!
しかし、このころからアニメ人気が爆発。
それに伴い、コスモスはとんでもない暴挙に出たのです。
「宇宙戦士ガンダム」。
その進化版の「ダンガム」。
「チョロQ」を劣化させた「チョロカー」。
ほかにもいい加減な出来で、「なめ猫」や「ルービックキューブ」をパクっていたうちは良かったのですが。
ついに、とんでもないものに手を出しました。
それは「ビックリマン」シール。
これに合わせ、コスモスはお約束の「ドッキリマン」シールを発売。
その発売から半年あまりで1,000万枚を売上げ、会社は順風満帆!
しかし、その泥船がついに沈む時が来たのです。
長くなったので、続きは後日。
(過去のエセガンダム記事 )
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