自称・友達との仁義なき戦い | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~

諸君、ご壮健かな。


シノーブック「あいつ使えねえな。」

でた。
でたよ、負の言葉。

陰でこき下ろし。
表で嫌みを言うパワハラ男。

シノーブック。

シノーブック「俺には親友が二人いるんだ。」
シャア!「そうすか。」

どうでもいい。
象の足の裏の色くらいどうでもいい。

そんな思いなど通じるわけもない。


シノーブック「それは、アポリーとエリック。」
シャア!「へえ。」

感慨ゼロ。
どうでもいい会話は、忘却の彼方に消えていった。


で、数日後。

たまたまアポリーと会い。
酌み交わしていると、ふと。

アポリー「エリックとはじめて話しました。」
シャア!「ほう!」

その二人が出会う。
なんという偶然だろう。

親友がトライアングルで仲良くなるのか。

しかし、アポリー。
思いがけない一言を吐く。

アポリー「エリック、シノーブックだけは生理的に合わないって言ってました。」
シャア!「!!!」
アポリー「私もなんか合わないんですよねえ。」

・・・。


愛情は時として一方通行。






シノーブックの思いはいつもだが。









ひとりぼっち?/徳間書店
¥1,365
Amazon.co.jp