諸君、ご壮健かな。
さて。
ついに、入場。
そう。
F先生の生きた昭和の時代は。
東京タワーがいつもともにあった。
F先生の作品には東京タワーがよく出てくる。
もう我々にはわからない感情かもしれない。
当時の人たちにとって、東京タワーはあまりにも巨大で。
その向こうに、復興進む未来の日本が見えていたのかもしれない。
そして、思う。
大空に夢を馳せて。
飛躍する自分たちと重ね合わせたのかもしれない。
我々は、未曽有の大震災に襲われた。
あの後遺症に未だ苦しみ。
復興どころか、復旧も進まない東北。
「あまちゃん」があんなに心を打ったのも。
あの頃の日本のように。
心は傷だらけでも、前へ前へと進んでいく、力強い人々の話だったのかもしれない。
ジャイアンのいたずらも、なんか憎めなかったなあ。
最近、急ぎ過ぎていたのかもしれない。
うん、きっとそうだ。
あ、ツチノコ。
大人になってしまった、私に。
まだまだ、世の中は新しい発見に満ちている。
あの少年時代のシャア!が。
心を奪われた作品たち。
F先生、ありがとう。
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いや、大人にいつまでもなれない私に語りかけてくる。