※この記事は過去記事の再構成です
皆さん、お元気ですか。
このブログでは「エセプラモ 」ことパチ物を扱ってきました。その鼓動を止められない私が、以前大阪に行った 時、気になるプラモを手に入れたのですが。
これは、正確にいうと「パチ物」ではありません。しかし心を奪ってしょうがないのです。
まずは、箱絵から見てみましょう。
スケートボーイ
こんな最大滑走で照準が定まる、凄まじき技量を必要とされる脱力フォルム。これは、小説で映画化もされましたSF物語。
クラッシャージョウ。
これに出てくるキャラクターなのです。この作品は1977年に連載開始されましたが、驚くべきは。
今でも連載中。
何という惰性なのでしょう
では箱の横をみてみましょう。
前と横の絵。
果てしなくどうでもいいのですが、特筆するはその反対側なのです。
なにかというと。
機動戦士ガンダムを書いたあの巨匠が、その名作が生まれる2年前に、その挿絵を書いていたという。
何とも余りある下積み時代。
ここで才能の無駄遣いをしなかったので、機動戦士ガンダムの登場人物は魅力的になったのでしょうか。
さて、お待ちかね。
プラモデルとしては全く興味がわかないので、その中に入っているペらを観てみましょう。
箱絵と変わらない素晴らしい造形力。
こんな虫みたいなハンターが、水の上を滑ってきたら、撃たれる前に心臓が止まりそうです。
しかも。
お仲間もたくさん。
どれもこれも、カッコよくも、強そうでもありません。あ、もしかして戦意を喪失させるサイコウェポンなのでしょうか。リン・ミンメイの成れの果てなのでしょうか。
注意書きをみてみます。
二つあるパーツを、それぞれ300円で取り寄せられるそうですが驚くことに。
このプラモ全体で300円なのです。
この辺りで、何となく脱力感が襲い始めます。
しかし、この頃のプラモデルは。
セル画プレゼントが定番なのでしょうか。
でも、これはまだ理解できるのです。原作があるのですから。あのトンデモシリーズ は、アニメ化されてないのにセル画があるのです。
ムー大陸並みの謎ですね。
byマジカルズゥ←知ってる人は重症
さらにこの裏は。
カセットテープのラベル。
何に使えばいいのでしょうか。
謎は深まるばかりです。
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