諸君、ご壮健かな。
シャア！は。
大泉学園にいた。
ここは、亀夫とククルスと。
ヱヴァンゲリヲン：Ｑを観に行った劇場の向かい。
東映アニメーションミュージアム。
かつて手塚治虫が。
虫プロを設立する前に、務めていた場所。
あ、キン肉マン。
手塚治虫は。
漫画を執筆しながら、東映に入社した。
しかし、漫画を書くのに忙しい彼は。
徐々に不定期勤務になり。
「君一人でアニメを作っているわけではない」
そう上司に言われて。
辞表を出し、虫プロを設立した。
名作の額の向こうに、ミュージアムがある。
手塚治虫も。
東映も。
どちらも正しい。
ただ、その価値観が違うだけ。
残念ながら。
中は撮影禁止になっていたが。
プリキュアだけ撮影ＯＫ。
このプリキュアだって。
宇宙戦艦ヤマトだって。
機動戦士ガンダムだって。
ヱヴァンゲリヲンだって。
手塚治虫の背中を見てたはず。
たとえ間接的であっても。
必ず影響を受けている。
その小さな背中は。
どこまでも大きく。
そして誰も届くことはない。
シャア！はそう思うのだ。
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