諸君、ご壮健かな。
まきばの朝の町、鏡石。
この駅をでると。
駅前も破損個所だらけだった。
電柱も倒れそうだ。
激震が襲ったのが、一か月以上たった今でも。
日常の光景から感じとれる。
瓦。
ここかしこの瓦屋根は。
ブロック塀なども倒壊しているところが多数だ。
これが倒れ、瓦が落ちてきたとき。
どれだけ住民は怖かっただろうか。
この工場で働いていた人は。
今どこで何をしているのだろう。
この小さな街で回っていた経済が、確実に止まっている。
家屋のいくつかには。
「検査済み」「注意」「危険」の3種類があって。
「危険」と貼られた家は、明らかに傾いており。
中からは、住人の息吹は感じられない。
シャア!の心はひどく傷んだ。
でも。
生命は、人が思っているよりも力強い。
3人のおばあちゃんが、駅前で笑っていたのを見てそう思った。
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