久しぶりだな、ヤマトの諸君。
シャア！が憧れていた人。
西崎義展。
知らない人もいるとは思うが。
「宇宙戦艦ヤマト」のプロデューサーだ。
その彼が、東京都小笠原村の父島の二見港で船から海に転落。
同村の診療所に運ばれたが、間もなく死亡してしまったというのだ。
かつてのアニメといえば、暗いイメージだった。
しかしシャア！が生まれる前から放映されていた「宇宙戦艦ヤマト」は。
全然古臭くなかった。
彼の才能があふれていた。
富野氏も、以前は彼のもとで働き。
袂をわけてからも、ライバル心を燃やしていた。
そして、富野由悠季と比べるわけではないが。
彼はすごくかっこよくて。
ダンディズムって、形にするとこうなるんだなあ。
そう子供ながらに思っていた。
彼が紡ぐロマン。
シャア！は大好きだった。
いろいろと問題のあった人だけども。
でも、シャア！の少年時代の憧れの人。
でも少し、シャア！は思う。
その最期も、彼らしくていいかなと。
彼に平凡な終わりは似合わない。
どこまでも海をかける、ロマンの人だとシャア！は思うのだ。
ご冥福をお祈りします。