※この記事は過去記事の再構成です
諸君、ご壮健かな。
ガンダムのパチ物といえば、二大巨頭。
アリイ「太陽系戦隊ガルダン」
東京マルイ「モビルフォースガンガル」
これらが爆笑の渦に飲み込ませてくれます。
(以前の爆笑王たち → ここ)
しかし、この2社に勝るとも劣らない伝説のメーカーがあるのをご存じでしょうか。
そう。
青島文化教材社。
[通称:アオシマ]
この会社、駄菓子屋を中心に商品を販売していました。300円のプラモを3つ買って合体させると、さらにカッコ悪くなるという珠玉のプラモデルが多数。
今日は当時の少年たちに、多くのトラウマを残してきたアオシマの集大成。
「合体巨艦ヤマト」を紹介します。
まず、注目の箱絵をどうぞ。
ドリルの回転も勇ましく、キャタピラで爆走する姿は神々しくすらあります。パクリ過ぎて、何が何だか分からなくなった混沌具合が涙を誘うのです。
私のロマン「宇宙戦艦ヤマト」を多分に意識しているのですが、そのぶっ飛び具合に怒りどころかすがすがしさを覚えすらする傑物です。
空には。
ブーン。
なんか、見覚えのあるロボットが。無駄に権利に抵触しようとする姿勢が、北尾光司や川口浩といったカリスマ冒険家のようです。
この箱の横。
「合体あそびがたのしめるプラモデル」
このあおり文句が高揚させます。深くは語りません。
さらに。
画期的?ある意味そう。それは次からの説明をご参照ください。
さあ、皆さん。
そろそろ、その現物が見たくてうずうずしているでしょう。いいです、その無駄な探究心。
では、見てみましょう。
バーン、バーン。
多少の戸惑いがありますが、まだここまでは機能性を保っています。
次に行ってみましょう。
・・・。
ロボットは意味あるのでしょうか?わざわざ的を大きくしたような、自らの墓碑を背負ったような、その男気に賛美の念を送りたいです。
「やあやあ、われこそは!」
と名乗っているうちに、ピストルで撃たれるようなスリリングな戦いが予想される機体です。
しかし、珠玉はA-4号。これはもはや神の領域です、ギャラクティカファントム。
正座して見てください。
役に立つのでしょうか?戦場で。
(過去のエセガンダムまとめ)