----------------------
さて、会場に入る。
配給所(屋台)で、補給カプセル(冷凍フルーツ)をかう。
そして、ほおばりながらじっと見上げる。
連邦のモビルスーツは化け物か。
暗闇のそびえたつその姿。
ある意味神々しさを感じさせる。
周囲の庶民(私を含めた客)の気持ちは徐々に高まっていく。
そして、その思いが最高潮に達したとき。
イベントは始まった。
ガンダムの名曲に乗ってガンダムは光る。
ピンクに光り。
親近感のある色に光る。
やはり、集結している民衆は老将(オサーン)が多い。
ファースト、Zガンダム、ZZ、0083あたりの曲が流れると会場がどよめく。
ガンダム、Z、逆襲のシャアのラストシーンが、次々にスクリーンに映し出される。
あー、いいシーンだ。
逆襲のシャアの曲で、一回止まるアクシデントがあったが、徐々に会場は盛り上がる。
そしてそれが絶頂に達したとき。
美しい光が、大きな力となる。
しかし、ここからが冗談ではない。
老将(オサーン)ばかりのこの会場で、「SEED」の曲が延々。
隣の白髪のおじさんは、険しい顔でステージを見ている。
そして微妙なテンション中、「翔べ!ガンダム」。
曲調だけで選ぶDJに、不完全なボルテージ。
ガンダムのドラマ性を理解できない奴は、DJやっちゃだめよ。
帰りがてら。
隣を歩いていていた見知らぬ僚機の声が聞こえてきた。
「SEEDの曲、同じの2回やったね」
・・・。
「冗談ではない!」
お台場のガンダムに、サヨナラが言えそうだ。
人気ブログランキング
← 名残惜しいけど押してくれ