[コラム] 君はガンダムが途中打ち切らなかったら、どんな物語だったのか知ってるか?① | シャアに恋して ~デスラー総統のロマン航路~

※この記事は過去記事の再構成です



皆さん、お元気ですか。



先日、機動戦士ガンダムが、途中で打ち切りになった話をしました。


参考記事:君は「機動戦士ガンダム」は、視聴率低迷のため打ち切られたって知っているか?


ここで、思った人も多いでしょう。


全52話から全43話にカットされなければどうなっていたんだろう。



そうなんです。

「カット」されるということは、。


「カット」されるべきエピソードがあったんです。


この気になる失われたストーリーについて、は1980年発行の「機動戦士ガンダム全集5」(日本サンライズ)に、掲載されています。



富野由悠季のいわゆる「トミノメモ」。まず、最終決戦ア・バオア・クーに至るまでも少し異なります。



まずマ・クベシャア・アズナブル が葬るくだり。


モビルスーツ「ハクジ」(ギャンの原名)をマ・クベが受け取ります。それをバロム(誰?)が嫉妬しシャアと共謀、シャアはモビルスーツ・ギャン(別の機体!?)で出撃し、マ・クベが死亡します。


ここらへんは、なんだかよくわからないです。



さて、ソロモンの戦いが終わったあと、戦場は月面都市グラナダへ移ります。

シャリア・ブルがゲルググ(!)、シャアが宇宙用アッザム(!)で出撃。キシリア・ザビとシャアに「刺せ」「お言葉に甘えさせてもらおう」とやり取りをし、何と刺殺してしまいます!



えええ?


物語途中で、キシリアがまさかの戦死。この後、どう終焉を迎えるんでしょう。

ワクワクします。

さらにグラナダで戦いはつづき、ララァ・スンとアムロ・レイが激闘!シャアを助けてララァ散るあたりは同じですが、テレビ版の「どこで戦っているのだろう?」という疑問は、グラナダカットにあったのです。

そして。


ここに至り、デギン公王が動きます!

何と、ホワイト・ベースに和平の為に乗り込みます。そしてセイラ・マスに「アルテイシア殿である事は判る。話し方が、母上のトア殿にそっくりだ」「ダイクンを殺したのはやむをえなかった」と何と自白と謝罪。

しかし、ギレンの部隊が和平を阻止すべく戦艦グレート・デギンを急襲。デギンは死の間際に「もはやこれまで、恨みがあるなら、アルテイシア、私を討て!」と叫ぶも、セイラは討たなかった。


何と単独でデギン公王は戦死!


若干のぐたり感を醸しながら、さらに続くのです。






続きはまた今度。










(過去のコラム )