※この記事は過去記事の再構成です
キシリア・ザビ
この宇宙世紀0078年に起こった戦いの存在は極秘であるが、私もみんな戦死した今となっては公表してもよいだろう。
ジオンが誇る最高傑作「ザク」の、すばらしさを知ってほしい。
[参考文献]
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モビルスーツＶＳモビルスーツの戦いは、新型モビルスーツ・ガンダムをアムロ・レイが動かしたサイド７ザク急襲時が初というのが定説だが、実はその前にも存在した。
そもそもはドズル・ザビ のもと、開発されていたモビルスーツ。その実用化に成功したのが、MS-04。しかしこれは高性能だが、コスト高により量産が見送られた。
そしてこの代わりとしてコスト圧縮し量産されたのがMS-05。のちにザクⅠ（通称旧ザク）とよばれ、ルウム戦役 で主力として活躍する機体だ。（写真）
その鮮烈なデビューが、今回紹介する「スミス海の虐殺」である。
宇宙世紀0078年。キシリア・ザビは月面都市グラナダの主導権を握り、さらにミノフスキー博士の亡命を阻止するために、初めて連邦に対してMS-04を1機、MS-05を4機のモビルスーツを派遣した。
この際、モビルスーツとは言い難い性能であったガンキャノン初期型2個中隊（12機）を一方的に全滅させる大勝利。まさに、虐殺。
ちなみにこのときのパイロットたちは、ランバ・ラル 、シャア・アズナブル 、黒い三連星であり、後のジオン軍を支えるエースに成長していく。
この敗北をばねにして、旧式ガンキャノン開発者のテム・レイは、「白い悪魔」ガンダムを開発していくのである。
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以上が戦いの流れだ。
しかしこの戦いは、いくら覚えてもテストには出ないぞ。極秘な事件であるからでもあるが、所詮アニメの世界だからな。
アニメじゃないのは、機動戦士ガンダムΖΖの世界だけだ。アニメじゃないーアニメじゃないー・・・アニメだよ！
さて、父殺しの兄のために、兄殺しの私がささげよう。
ジーク・ジオン。
(宇宙世紀年表 )