戦闘 ★★★★★
カリスマ ★★★★
かっこよさ ★★★★
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参考文献
人物評
ガンダム史上、初めて前面に強化人間の異常性を押し出して登場した女性。
しかしカミーユ・ビダンに惹かれてその心に光が差し始めたところで死んでしまう。
これは完全に人間ぽさを手に入れたジュドー・アーシタに対するエルピー・プルや、シャアやアムロをほんろうしたまま死んでいったララァ・スンに比べてかなり悲しい結末。
彼女の死が、カミーユの心に暗い影を落とし、「いっちゃっている人間投票」で断トツのトップに押し上げる原動力になっているといっても過言ではない。
その純粋性と異常性のはざまで苦しんでいるさまは、村上ショージと近いものがある。
- 彼女をしのんだフィギュアも売られている
フォウの愛機
サイコガンダム
略歴
地球連邦軍のムラサメ研究所にて、強化人間として改造された。
年齢は16歳というのが有力。
一年戦争で戦災孤児となり、研究所に引き取られた。
彼女は「強化」の過程で記憶を失ったため、ムラサメ研究所の4番目の被験体から安易に名前を付けられた。
グリプス戦役ではサイコガンダムで参加。
ティターンズに活躍すれば記憶を返すと騙され、ホンコン・シティでカミーユ・ビダンの乗るガンダムMk-IIを襲う。
そしていつしかカミーユと惹かれあう。
しかしガンダムMk-IIを宇宙へと送る引き換えに、スードリの爆発に巻き込まれ死亡した。
だが彼女は生きていた。
その後、キリマンジャロ基地の攻撃作戦の際、地上に降りてきたカミーユをサイコガンダムの2号機で襲う。
カミーユの必死の説得で心を取り戻すが、ジェリド・メサの乗るバイアランからカミーユをかばって盾となり戦死してしまう
彼女の生涯は、まさに悲劇そのものだった。
(過去の人物伝 )