ハイヒールと妊婦の関係 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。



先回のブログで
看護師さんなど
医療者のナースシューズが
腰に悪いと書きましたが、

ハイヒールと
妊婦さんの関係について
お話します。

妊婦さんがハイヒールを
はくとなぜいけないか?

「転んだりしたら危ないから」

「もう何十年もヒールはいてるから
今更転びません」

って声が聞こえてきそうです。

妊婦さんでもおしゃれしたい。

外で働くためには
女のヒールは武器ですって
おっしゃる方もいますもんね。

ヒールでなくても
つま先のとがった
締め付ける靴は
お勧めできません。

妊娠が進むと
ホルモンの関係で
骨盤をはじめとした
体中の関節が緩みます。

足の細かい骨
一本一本を結ぶ関節なども
緩みますので

締め付けるような
靴をはくと

緩むべき筋肉が緊張し
つながっている
足首・ふくらはぎ・太もも
骨盤へ影響を与え

妊娠中の体の痛みや
難産の原因になりかねません。

その上、
妊娠すると浮腫みますから
小さい靴は入らなくなります。

冷え性対策で
靴下も履いてほしいですから

妊娠したら
お産後に赤ちゃん連れて
散歩しまくることを
考えても

新しく
歩きやすい靴を
買うといいですね。

全く、エビデンスはありませんが
逆子の患者さんって

たいてい
美人で
モデルさんのように
スラッとした
細身で背の高い人が
多いです。

たいてい
気を使う性格の方が多くて
眠りも浅く、
背中の胃の裏が
すごく硬い。

腰痛などは妊娠前から
あるのが当たり前の状態…。

美意識の強い人は
おそらく妊娠前も
ハイヒールをよく
履いたでしょうし、

妊娠してはかないようにしても

今ままで培ったきた
体の使い方や
筋肉の力の入れ方は
そのままですし、

もともとの気真面目さ
外の目が気になる緊張感もあって

妊娠しても
美しさには
手を抜かない、みたいな
こだわりを諦めてもらうと

逆子も治りやすかったりします。


以前、

妊婦のお化粧の濃さと
お産の関係
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について書きましたが

妊娠して
正常にホルモンが分泌されて
妊婦らしい体つき、
妊婦らしい心の状態に
なるには

大脳新皮質の
理性を司る脳の刺激を
少なくしてやることが
必要です。

化粧をすることや
ヒールをはいて
背伸びをしたおしゃれというのは

大脳新皮質を
優位にさせてしまいます。

自分にとって心地いい
ラクちんに感じる
おしゃれをしてください。

郡上もりのこ鍼灸院では
鍼灸施術をおこないますが

整体の知識もあるので

妊婦さんがバランスよく
立ったり、
歩いたりする姿勢の指導も
行っています。

できたら普段、
よく履いている靴で
いらしてください。