ぶっちゃけトーク ~指板アールゲージ&指板アールサンディングブロック~
おっちゃん「まいどー!! 今日は2つ一気に紹介すんでー!!」
やまちゃん「なんか最近組み合わせて紹介してんの多くないですかー?」
社長「なんか売ろうとしてる感がすごいよねー(笑)」
おっちゃん「ちゃうねんちゃうねん!! こっちの方が分かりやすいとおもって、、、、ってもうええわ!! やってまうでー!!!! まずはこれ!」
指板アールゲージ
社長「これは指板のアールを計るものだね。1枚のプレートに4種のアールがついていて2枚ついてるから8種のアールが計れるんだよ」
やまちゃん「うんうん。けどネックを作るとき以外Rを測りますかー??」
おっちゃん「当たり前やん!リフレットする時に指板修正する時は必要やねぇ!」
社長「指板がボコボコのままフレットを打つとフレットの高さも不均一になってまうからサンディングブロックを使って指板修正してフラットを出すんだけど、その時も事前にアールを計ってそれに見合ったブロックを使わないといけないし、メイプル指板の塗装を剥がす前にもアールを測っておかないといけないから、結構使う道具だねー」
おっちゃん「使い方は指板に当てて隙間がないか見るんやけど、光に向けて使うねん。そんんで光が透けたら隙間があるし、透けへんかったら隙間がないってことやでー!」
社長「これをキャンドリングっていうんだよー」
やまちゃん「へー!なるほど!!」
おっちゃん「さっき話に出てたサンディングブロックってどんなものかわかるー??」
やまちゃん「、、、さっきの話からだと指板修正に使うものですか??」
おっちゃん「そうやね! これが指板アールサンディングブロック! ラインナップは3つ!1つに2種類のRが付いてるからおとくやねー!」
社長「底面にサンディングペーパーを貼り付けて、つかうんよー!」
やまちゃん「横にくぼみがあって持ちやすそうですね!どうやって使うんですか?」
おっちゃん「フレットを抜いた指板の真ん中を平なブロックで真っ直ぐしてから、この指板アールサンディングブロックで指板を削ってアールをつけていくねん!」
社長「注意することは、ネックを固定して両手でブロックを持って作業することだね。片手ですると力がどちらか一方に偏ってしまうから、必ず両手で力を均等に入れること。 その時に鉛筆(色鉛筆)でラインを引いてから削るとどこが削れてて、どこが削れてないかわかりやすくなるよー! 残るとこがない様に均等に削れれば綺麗にアールが付くよ。あとペーパーも削れないものでやるとどうしても力が入りすぎてどちらか一方にずれてしまうから、ちゃんと削れるペーパーで作業して欲しいね! 時間短縮にもなるしね」
やまちゃん「ほうほう! ただ単純に削るだけじゃないんですね! けどネックが薄くなってしまいますよね、、、」
社長「指板の状態が酷くない限り、そんなに削りはしないよー。 けど慣れてない人だとこっちが削れてない!って言って削ったら今度は逆が削れてない!!ってなってどんどん薄くなってしまうことがあるから気をつけて欲しいねぇ。。。」
おっちゃん「まぁ、作業に入る前の見極めが大切やね!」
やまちゃん「見極め、、、ですか?」
おっちゃん「そう!ネックの状態、このネックはどう反るのか、ロッドを緩めたらどうなるか、を踏まえた上で、どことどこを削ればいいのかっていうのを頭の中でプランニングするのが大事やねん。」
社長「一番削らなくていいようにする事が大切だね。」
やまちゃん「なるほど、、、直感で作業しているわけじゃないんですねー」
おっちゃん「せやでー!しかもそれぞれのギターによって全然ちゃうからなぁパターンがいろいろあるもんなぁ、、」
社長「フレットを打ったら逆反ることもあるからその辺も見越さないといけないしね。経験っていうのが強い部分ではあるけどね。。。」
おっちゃん「せやなー。 まあ指板修正ってのは相手が木やから年がたっていくと避けられない作業やね。 けどこの道具も木やから絶対的な物ではないねんな~。 せやから道具もチェックしながら信頼出来るものにしなあかんね!」
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