ぶっちゃけトーク ~ダブルトラスロッドくん~ | スタッフブログ|ギターパーツの通販、ギターの修理・リペア、カスタム、オーダーメイド - GUITAR WORKS(ギターワークス)

ぶっちゃけトーク ~ダブルトラスロッドくん~

こんにちは!
ギターワークスです。
今日のお題はダブルトラスロッド

今日は
リペアのおっちゃん
リペアの姉さん
事務のまゆみちゃん

でお送りします!

おっちゃん「まいどー! 今日はウチの大人気商品、ダブルトラスロッドについてやでー!」


姉さん「ダブルトラスロッドの使い方はわかるかな??」


まゆみちゃん「、、、うーん。。ちょとわかんないですねー。kwsk」


姉さん「おk!!まずこれはネックの反りを調整するものね。ギターには弦を張るよね?その時弦の張力によってネックが曲がってくるからそれを真っ直ぐに修正するものよ~」

まゆみちゃん「なるほどー。ただ、普通のトラスロッドとは何が違うんですか?」


おっちゃん「お!トラスロッドをネックに仕込むとき溝を掘るんやけど、普通のトラスロッドはたわませて仕込むんやけど、このダブルトラスロッドは仕込むとき溝の深さは均一で大丈夫やねん!!」


姉さん「かなり作業は簡単になるよね~。溝をたわませるのはかなり難しいからねー。」


おっさん「そうやね!ダブルトラスロッドを採用しているメーカーもあるんよ!
溝の深さが均一でいいからかなり薄いネックを作るのにいいねんな^^」


姉さん「因みにこのダブルトラスロッドはウチでしか取り扱ってないんじゃないかな!」


まゆみちゃん「ほうほう!!!いいことだらけじゃないですか!!」


おっちゃん「まあ確かに簡単で良いかもしれんねんけど、普通のトラスロッドより重いねんなぁ」


まゆみちゃん「重いのはダメなんですかー?」


おっちゃん「重いのがダメというよりも、木のネックなのに鉄の分量が多くなるとどうしても鳴りが変わってまうねんなぁ。ヴィンテージサウンドなんかは鉄芯1本しか入ってないからねー。」


姉さん「出来ればダブルは使いたくないですよねw昔のクラシックギターなんかだとトラスロッドすら入ってないのとかもあるよー」


まゆみちゃん「へぇー!流石に日本だとトラスロッドないと厳しいですよねーww」


おっちゃん「せやねー(笑)あ、裏話やねんけどウチでは極力雨の日にはネック周りの作業を避けてんねんで!」


まゆみちゃん「へぇぇー!!!」


姉さん「そうですね~雨の日はどう反るか予測できないからねぇ~」


おっちゃん「ほんまなー。こないだの台風続きの時は作業ストップやったわwww」


まゆみちゃん「(笑)湿気の影響ってかなりありますもんね!よかったら仕込む際のコツを教えてください!」


姉さん「そうだねー、、、例えば??」


まゆみちゃん「うーん、接着時の量とかですね~」


姉さん「ロッド自体には接着剤はつけたらダメなんだけどねー^^溶接部分にちょっとだけつけるくらいかな!指板面にも正直つけなくてもいいくらいだねー」


まゆみちゃん「そうなんですね!」


姉さん「あと取り付ける時に上下を間違えて取り付けてしまう人もいるみたいだから、丸棒の面をネック側板の面を指板側っていうのは覚えておいてね。」


おっちゃん「あ、そういえば最近トラスロッド仕込む時にやってんのがちょうど真ん中のあたりのこことここの間にマスキングテープ2枚分くらい挟んで仕込んで"カンカンカン"って当たるときの音を消してるわー!」


まゆみちゃん「なんとマニアックww」


おっちゃん「裏話は表にだしたらあかんよ!」


まゆみちゃん「これBlogにのせるやつっすよww」





是非ネック制作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!!!



ギターワークスではパーツ通販、様々な修理を受け付けております。
リペア、パーツに関すお問い合わせは、お電話かメールにてご連絡ください。 
〒566-0012 大阪府摂津市庄屋2-3-31 TEL:  06-6317-5129    
お問い合わせメール