日ノ出町 優癒 | アジアンエステ攻略法 ~ある回春男の体験記~

日ノ出町 優癒

アジアンエステにおいては、ホームページと実際が違うのはある程度仕方が無いことでもある。

この遊びに慣れた人なら、女の子の写真は修整しているのが織り込み済みだし、動画の通りサービスしてくれなくても怒る人もいないだろう。

 

しかし、料金がホームページと実際とが違っていたり、24歳の綺麗な写真とはまるで別人の素人っぽいオバサンが出てきて、施術がまるで素人の上、更に高額な料金を請求されたら、流石にショックは大きいものだ。

 

これが中国人なら仕方が無いと諦めもつくが、日本人にやられたことが尾を引いた。

真剣にもうエステ遊びを止めようかとも思った。

記憶から消し去りたいとも思ったが、私は今後の戒めの意味もあってブログに備忘録を残すことにした。

 

事故は色々な偶然が重なって起きるものだ。

もしも、あの時、勇気を出して違った行動をとっていたら回避できていたと思う。

 

私は携帯電話からエステナビというサイトを見て、この店を知った。(*今は掲載が無くなった)

 

60min→7,000円
90min→11,000円

120min→14,000円
ALLアカスリ付きです!

 

と携帯用のホームページには書いてあった。

 

なかなか良心的な値段だと思った。

私は店に予約してから向かった。


アジアンエステ攻略法 ~ある回春男の体験記~-優癒

 

現地に到着して、看板を見た私の脳裏に嫌な予感が走った。

過去の経験上、

 

「高級」

 

とうたっている店に名店は無かった。

 

ここで私にはキャンセルの電話をして、引き返すチャンスがあった。

しかし、少しばかりの勇気が足りなかった。

実際、虎穴に入らずんば~ということもある。

 

店に入ると、中国人店なのに受付の人が30代後半と思える日本人女性だった。

ママさんは上海人だが、彼女はこの店を任されているようだった。

 

コースの説明を受けるが、アカスリは別料金で2K、洗体は3Kが必要だということが判明した。

しかもこの日本人店長が担当になるのだという。

写真で見た人に面影が少しだけ残っているが、どう見ても別人にしか思えなかった。

 

ここでも私は料金が違うことを理由に帰るチャンスがあった。

彼女に私が納得のいく施術をしてくれるとも思えなかった。

オーラが出ていないのだ。

 

迷う私に彼女は自信満々だった。

 

「この店は人気店で、必ず満足させられます。」

 

という店長の声に押し切られて、私は14Kの料金を支払った。

90分で洗体つきにしたのだ。

 

こうなると断りにくいものだ。

やはり私には、思い切った勇気が足りなかった。

 

全裸での洗体だったが、気持ちが良いとは言えなかった。

撫でているだけで、泡立ちも悪い。

 

私は呆れていると、店長は

 

「洗体を受けた事がありますか?」

 

と訊いたきた。

 

彼女は沖縄が本場ということも知らないようだったが、何と私に講釈をたれていた。これには流石に苦笑した。

将棋の棋士に、駒の動かし方を自慢しているくらい滑稽な光景だった。

 

最後にちょこっと股間を洗ってくれたが、何も反応しなかった。

彼女の話し方が癒し系でも無く、もうこの時点で嫌になっていた。

 

部屋に戻ってマッサージを始めたが、全然力が無くてツボにも入らない。

退屈で私は携帯をいじり始めた。

 

電話が鳴ると何度か彼女は中座した。

ロスタイムも無く施術が終了となる時、

 

「追加5Kで最後までできます。どうしますか?」

 

と訊いてきた。

 

最後までと言われて、跨られたら嫌だと思ったが、どうやら手を使うだけらしい。

内心ホッとした。

 

もうここまで来たらどうでも良いと思った。

先払いだと言われてお金を支払うと、サワサワから高速○○○が始まった。

これすら、何の技術も無い。

オサワリも厳禁と言われたが、そんな気も起きなかった。

 

帰る時は台湾人の女性従業員とこの店長が、お客の順番を巡って喧嘩していた。

私はさっさと退散した。

客の前で喧嘩をするなんて、信じられなかった。

 

実はこの店は日ノ出町だけでは無く、関内と新横浜に「癒」の字がついている姉妹店を今年出している。

つまり増殖しているのだ。

それだけ横浜のエステのレベルが低いとも言えるし、私がついた日本人嬢がダメ過ぎたのかもしれない。

 

私は何度も帰るチャンスを逃がして、結局20Kちかいお金を払って自己嫌悪に陥った。

日本人にプチボッタされたのは流石にショックで、この後私はエステに行くのを止めようとさえ真剣に思った。

 

しかし、それはやはり短期間しか持たなかった。

ヘビースモーカーが禁煙するようなものだ。

三日後、私は都内の馴染みの店に向かっていた。