蒲田を徘徊 | アジアンエステ攻略法 ~ある回春男の体験記~

蒲田を徘徊

仕事が忙しくて三日間ほどエステに行けなかった。

土日も休んで居ないので、ずっと働きっぱなし。

ストレスはピークに達していた。

 

ようやく時間が少しだけ空いたので、私は東横大黒堂に電話をする。

前回は新人に当たって不発に終わったので、再戦の意味もある。

連敗はしないだろうという予感があった。

 

この疲れ切った身体は癒しが必要だった。

蒲田の街で、私は身体を引きずるようにして指定された西口へと移動する。

 

暫くして大黒堂さんから電話がかかってくる。

空いている女の子が居なくて、まだ1時間ほどかかるらしい。

 

私は大黒堂を断念して徘徊することにした。

徘徊といってもあまり時間が無かったので確実に上手なところにしたかった。

飛び込みで入って下手なマッサージでもされたら余計ストレスが溜まる。

 

まず美水に行ってみた。

閉店しているということは知っていたが、再開してくれたらという思いがあった。

しかしやはり店は閉まっていて、誰も居ないようだった。

 

韓国エステは元気が無い。

東京の有力な店はアガシ不足のようだ。

若い韓国女性はマッサージという疲れることを嫌い、もっと直接的な風俗業に流れているらしい。

古き良きこの店の閉店が韓国エステの衰退を物語っている。

 

結局私はさぼてんに向かった。

もはや最後の砦になりつつある店だ。

 

運良くベテランの姫につくことが出来た。

いつも松原団地の名店出身のチェジウに似た人が多かったが、今回は松原団地出身のもう一人の方だ。

噂には聞いていたが、やはり巧い。

どんどん疲れがとれていった。

 

熱い蒸しタオルが心地よかった。

あっという間に討ち取られて、余った時間もマッサージしてくれる。

無駄な動きがまるで無いのが凄い。

もはや芸術の域に達している姫だ。

 

私は再度仕事に復帰して、またもや最終電車で帰路についた。

そしてまたしても電車の中で寝過ごしてしまうのだった。