荒れる満蘭掲示板
満蘭の創設期は如何にして小姐を口説くかとか、こんな店があって面白かったとか、ほのぼのとした話題が中心だった。
アジアンエステというマニアックな趣味に集い、親父どもがいい年してエロ話をしているという雰囲気は和気藹々としていた。
掲示板は当初は一つしかなかったが、テレクラの話に盛り上がっていた時もあった。
猛者が集りだして、アクセス数も急激に増えてから影響力が大きくなると様相は一転してしまう。
掲示板が宣伝として使われるようになってしまった。
人気サイトとしての宿命でもある。
青龍というミスプーケのホームページを作成している人が、宣伝も兼ねて抜き無し板に公然と書き込むようになると、その傾向はますます強くなった。
管理者はこれを打開するために夕刊gifという業者専用の宣伝用のコーナーを作り、一般ユーザーとの住み分けを狙った。
しかし業者同士の誹謗中傷やイタズラが絶えず、その夕刊gifに店の人になりすまして嘘のサービス内容などを書くようになると、やむなく夕刊gifも休止に追い込まれた。
特に抜き無し板は店が急激に増えて、池袋のPとM・Bなどのように個室回春店同士の女の子の引き抜きなどの怨恨から誹謗中傷に掲示板が使われるようになると、満蘭の掲示板は存亡の危機にさえあるような気がしてくる。
クレームが多くなれば、管理者は掲示板の廃止も検討しなければならないだろう。
物事には始まりがあれば終わりもある。不変なものはこの世には無い。
もともとはケンさんの趣味で始めたサイトである。
満蘭の終わりは突然やってくることだろう。
私は夕刊gifもリンクも消し去って、昔のユーザー専門のサイトに戻すのが一番良いと思っている。
しかし、今となってはそれは難しいだろう。
現実的には夕刊gifを復活させることと、誹謗中傷をしないというモラルに期待するしか無さそうである。
しかし論点も無くただ書き込みに対して言いがかりをつけたりしているような掲示板の現実を見ていると悲しい限りだ。