こんばんは
ご覧頂きありがとうございます
\(^▽^)/
本日も
想像力と
ヒスパニック見聞録
というテーマで
デスペラード
という映画を
ご紹介させて頂ければと思います。
前回のエル・マリアッチは
監督:
ロバート・ロドリゲス
製作:
カルロス・ガラルドー
ロバート・ロドリゲス
原案:
ロバート・ロドリゲス
脚本:
ロバート・ロドリゲス
撮影:
ロバート・ロドリゲス
という作品!
ちなみにカルロス・ガラルドーというのは
主役のマリアッチ役の人。
制作費は
たったの7000ドルでした!
つまりエル・マリアッチは
ロバート・ロドリゲスという青年が作った
自主制作映画なのです!
↑メジャーな映画会社が作ったのではなく
自主制作映画だったのです。
けれど
この作品に込められたメキシコ魂は
観客の心を魅了し
ロバート・ロドリゲスはメジャー監督として
認められていくことになります。
↑単なるギャングアクションではなく
ヒスパニックな愛と哀しみを描いた作品でした。
そんなロドリゲス監督が
前作の10倍の予算を使って作ったのが
本日のデスペラードなのですが…
実はこの作品
ストーリーがエル・マリアッチと
あんまり変らないのです!
主人公はマリアッチ!
敵は街を支配している
ギャングのボス!
マリアッチを助けてくれるのは
ギャングの愛人!
(-"-;A
あれれ?
まるでリメイク作品ですね!
けれど本作は
リメイクではありません。
本作は
エル・マリアッチの続きなのです!
↑デスペラードにおける
エル・マリアッチの回想シーン。
演じているのがアントニオ・バンデラスですが
そこは気にしないで下さい!
(*´∇`*)
主人公は
前作で左手を怪我したマリアッチ。
愛した女性を殺され
一人旅立っていったマリアッチは
いつしか
ギターケースを持った殺し屋となっていのです!
↑俺だよ!
前回と同一人物だぜ!
殺し屋になった彼の目的は
ブチョと名乗るギャングのトップを倒す事。
ブチョは、前作のモリーシオの親玉
という設定のようです。
↑顔も見た事がないブチョを探し続け
街から街へのマリアッチ!
ブチョの経営する酒場を
次々と襲撃するマリアッチは
ある酒場で
撃ち殺されそうになった美女を助けます。
彼女の名前はカロリーナ。
↑カロリーナはヒスパニック系美女!
カロリーナを助けた時に
銃弾を受けて負傷したマリアッチは
彼女の経営する本屋に匿われますが
実は彼女の本屋も
ブチョのサポートによって
経営が成り立っている店だったのです。
さて、最後に生き残るのはブチョとマリアッチ
一体どちらなのでしょう?
そしてカロリーナとマリアッチは
結ばれるのでしょうか?
それは是非、皆さん自身で
ご覧になって頂ければと思います。
↑マリアッチの復讐と愛は、どうなるのでしょうか?
本作も前作と同様、ギャグが満載!
けれど決して
ギャグ映画ではないのです。
↑こんなアホなシーンがあったとしても
ギャグ映画ではないのです。
マリアッチが街で出会う普通の人々は
誰も悪人ではないのですが
みんなブチョに手を貸しています。
マリアッチにギターを習う子供は
麻薬の運び屋でもあります。
運び屋だと知って怒り狂うマリアッチに対し
子供は言います。
だって父さんは
この仕事で生活してるんだよ!
と…
これはきっと
貧しいメキシコの人々の現状。
メキシコの貧困層は
ブチョのように仕事をくれる人がいなければ
生きていけない環境なのです。
では、マリアッチは
そんな人々の状況を理解して
街を去るべきなのでしょうか?
いいえ。
たとえ今の生活を全て失ったとしても
正しい道を歩むべき!
そう決意したマリアッチは
全てを失ったカロリーナと共に歩んでいきます。
たとえ未来が見えなくたって
愛があれば何とかなる
と宣言しているように!
↑ブチョの援助で運営していた
カロリーナの本屋は
マリアッチと行動を共にする事で
お金と共に灰になります!
けれどもカロリーナは
全てを失った訳ではないのです。
前作で
愛を失う無力さに泣いたマリアッチは
成長する事で
愛さえあれば
全てを失っても生きていける
という
強い魂を持つ男になっていくのです!
これぞまさしく
ラテン魂
ですね
ヽ(=´▽`=)ノ
という訳で次回は
西部劇における
メキシコ
というテーマで
サボテン・ブラザース
という映画を解説してみたいと思います。
ではまた(*゜▽゜ノノ゛☆
↑喪失の恐怖を乗り越え強くなるのが
ヒスパニック魂なのです!
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