ガダルカナル戦書籍一覧


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2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

タサファロングを後に一路ホニアラへ戻り買出しであります。
その前にソロモンドルを手にしなければと両替所に向かったのですがレートの違いに吃驚!!

昨年の両替レート 1SBD = 20JPY
本年は円安が進んでいるので悲惨なレートであろうと覚悟はしておりましたが・・・
昨年と同じ両替所 1SBD = 22~3JPY
一割程度の円安でありました。
想像していたよりも円安の影響は無いと一安心。

今回は事前に両替レートについて真摯に向き合い研究を重ねた結果、台湾系の経営パシフィックガジノホテルの両替レートがお得であるとの情報を入手していたので面倒ではありましたが同ホテルへ。
1SBD = 14.2JPY
実に 37% も開きがありました。

判りやすく説明すると
十万円を両替した場合 某所では 4,420 SBDを手にし
パシフィックカジノホテルでは  7,040 SBDを手にする事となるのです。
両替ポイントを変えただけで実に 2,620 SBD多く手にすることが出来るのであります。
正にアンビリーバブルですね。

円安で覚悟していたにも係らず昨年より三割近く有利なレートでソロモンドルを手にすることが出来喜ぶ反面、昨年までの不利なレートでの両替を考えると忸怩たる思いであります。
もしガダルカナルを訪問される方が居られたとすれば両替だけはパシフィックカジノホテルをお奨めさせて頂きます。


ソロモンドルで懐が暖かくなったので明日からの密林行に備えての買出し、ホニアラ通りの一番の安売り店。

密林行の予定は六泊七日、自分とK隊員の食糧は事前に日本から送ってあったので案内人と荷役人の食糧であります。

↓が七日分の食糧。

密林行の同行する現地スタッフは四名。
1kg入りのお米 四名×七日=28kg
缶詰 一日三缶×七日=21缶
インスタント麺 30食

精米一合凡そ160gなので一人一日六合ちょい、旧日本陸軍の定量が六合なのでほぼ同じ量の計算です。
一合の精米の炊き上がり重量は概ね360gなので一人一日2kgちょいとなります。

若い頃でもこの量は食べる事が出来ただろうか・・・
本当にこの量をと俄かに信じられませんでしたが同行スタッフは「間違い無い!!」と言うのでいわれた量を買い込んだ次第。

今回の密林行でカメラやタブレット・携帯電話・照明・電子手帳等の充電の為に日本からパナソニックの単三アルカリ電池を凡そ80本ほど事前に送っていたのであるが税関で没収されていたので止む無く此処で電池を買う事に、どうも電池は御禁制品だったようであります。

コイツが其の時買い込んだ新品の単三乾電池

四本パック六個入り24本を三箱で72本。

一日10本の計算で間に合うだろうと購入したわけですが・・・
コイツ等が後に密林行の道中で信じ難い実力を発揮し両替レートと同じ位アンビリーバブルな逸話を残したのでありました。

此の時はそんな現実が待っているとは知らず準備万端!!
今一度タサファロングへと車を走らせたのでありました。

つづく


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