ガダルカナル戦書籍一覧


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2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

愈々記念館展示コーナーです。


まず最初に目に飛び込んで来たのは軍用機の尾翼と思われる部分。


接近して見ると「JAP ZERO TAIL」とあります。

零式艦上戦闘機の尾翼部分なのかと見入りますが落書きが無ければ自分の知識では見分けがつきません(><;)

次に目が止まったのは三八式歩兵銃。

案内書きにはペリリュー島水戸第二連隊とあります。

茨城と言えば水戸第二連隊!!
精鋭中の精鋭連隊で日清・日露の激闘を経て大陸駐屯から昭和十九年南方パラオ諸島守備隊としてペリリュー島で玉砕された連隊であります。

筑波海軍航空隊だけではなく、地元陸軍の展示物もあると言う事で高感度さらにアップ!!

写真中央の塊は溶け固まった水筒であります。

御遺骨収集の際に持ち帰られた水筒と推察し暫し涙目。

次のコーナーには連合艦隊の模型の数々。
一際目を引いたのが戦艦・武蔵。
今は冥府に旅立ってしまった義理の父が乗務したことのある軍艦であります。

ガ島へお邪魔していた間に沈没位置が判った等の報道が有ったようですが此の時点ではその情報を知る由もなし。

模型の中には忠実に再現された水上機母艦と思われる格納庫の作業風景ジオラマ。

機体は94式水上偵察機でしょうか・・・はたまた零式水上観測機か・・・
複葉機で後方に主翼を折りたたんでいるのは実に興味深いところでありました。

写真の展示も数多くあり、個人的に目が釘付けとなったのがこの一枚。

歩十六連隊・最期の戦友会長であられた故・長谷川栄作氏の著作「冥府の戦友と語る」の一章
兵要地誌調査隊(蝮の巣遭難記)
此の中に地誌調査へ向かわれた長谷川氏の部隊が方向を失いヘリで誘導して貰い脱出に成功したという記述があり、この時代にヘリなど存在したのかと大いに疑問に思い調べた結果、当時はオートジャイロと呼ばれていたと判明。
そのオートジャイロの生写真かと感無量の一枚。

此方は映画「永遠の〇」のロケに使われた部屋との事。

小説は読みましたが、イメージが崩れそうだったので映画は見ておりませんので部屋を見ても今ひとつピンと来ません(;^_^A

沢山の展示内容に大満足で出口より出ようと脇を見ると何やら張り紙が・・・

どうも此の建物、取り壊される可能性があるらしく保存を訴えかけられておりました。

これはイカン!!と

確り署名して来ました。
皆さまも立ち寄られましたら是非是非ご署名お願い申し上げますm(_ _)m

写真撮り忘れましたが出口に向かって右側にはお土産店もあり充実の筑波海軍航空隊記念館でありました。


司令部庁舎前の看板

少し離れた所に地下戦闘指揮所壕があるとの事。
車で移動してから少し歩くようでしたが見逃す手はありません。

地下戦闘指揮所壕へと歩を進めたのでありました。

つづく


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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
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冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。



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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



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