ガダルカナル戦書籍一覧


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2012年に御慰霊にお邪魔した時公開した記録です。
2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

現在公開している御慰霊行の記録です
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

今まで調べたアウステン山の戦闘記録



現在地 ソロモン諸島ガダルカナル州 バラナ村=ギフ高地 ヒル31南端 
稲垣大隊陣地北端 
現地時間 09:35 日本時間 07:35

現在地は↓白色矢印先端



本日早朝ヒル27に登った際にはセーターだったノニ氏がTシャツとなり合流。

満面の笑みで「マリファナ」だとのたまう。

我々にとっては全く興味の対象では無く聞き流したが念の為、一枚パチリと写真に収めた。

帰国後、この写真を見つけどれどれと調べてみた。
WEBで拾ったマリファナの写真

ノニ氏の持つ草が大きくなると↑こうなるのかも知れない。

この草を村人たちが計画的に栽培しているのではなく数多くある雑草の一種という扱いのように見受けられた。

このブログでは全く関係の無い話ではありますが一応記録として残すこととします。


太陽が威力を増してくるこの時間、水分補給が肝要であります。
サンディにあの椰子の実を飲みたいと我儘を言うと



ニッコリ笑ってスルスルと登り


蛮刀でコツコツと削って・・・

実を持つのはK隊員、勧められても固辞しておりました。
馴れぬ土地での体調を心配しているのです。


「椰子の実如きで体調を崩すか」と五十路のおっちゃんはゴクゴク

朝食抜きで温い水だけしか水分補給していなかった為か少し甘みのある冷気を含んだこの椰子の実、じつに美味しく感じられました。

飲み終えるとノニ氏が椰子の殻を二つに割り・・・


内側の果肉も食べろとのことで試してみた。


椰子の実の剥いた皮を使って・・・

この部分、椰子油の原料になる部位でガ島戦記にはコプラという名称で登場し食べると寒天のような食感でこれまた美味。



暑さと疲労と空腹のせいか何を食べても美味なのであります。
食べた後に・・・
ガ島御慰霊行の記録で・・・
ガ島生き残りの方が同行した恩遺族の方が生のコプラを食べる場面で下痢をするから止めろと言いそこね翌日御遺族の方が体調を崩したとの記述が突如脳裏に蘇り・・・時既に遅し。

翌日一回だけ水状の不幸を体験する事となり、後に続かれる方の為にコプラは食べないよう此処の書き残させて戴きます。



サンディが自分のコレクションだと・・・日本軍の手榴弾。


此れは米軍の手榴弾だ、と見せてくれる。



そして日本軍の九〇式鉄帽・・・



この鉄帽の持ち主は・・・
つかの間の憩いの一時を一瞬にして現実に引き戻された鉄帽・・・

鉄帽の持ち主は生きて日本に帰る事が出来たのだろうか・・・心の中で手を合わせた瞬間でありました。

つづく


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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 公式ブログ。
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