ガダルカナル戦書籍一覧


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2012年に御慰霊にお邪魔した時公開した記録です。
2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

現在公開している御慰霊行の記録です
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

今まで調べたアウステン山の戦闘記録



現在地 ソロモン諸島ガダルカナル州 バラナ村=ギフ高地 ヒル27頂上 岡部隊慰霊碑前 
現地時間 07:15 日本時間 05:15



全国ソロモン会兼第二師団勇会さまが昭和五十年七月二十一日~八月七日にかけてガダルカナル島を訪れ御遺骨収集の事前偵察をされた記録「ガ島丸山道他偵察之記」という資料がある。

資料作成者は第二師団総攻撃の際、先鋭中隊として突撃を敢行された歩兵第29連隊第11中隊長であった勝股治郎氏です。
一部引用させて戴くと・・・

四日(月)ギフ高地西南端展望台に登り丸山道前半地帯を一望。

正に絶好無二の展望台であり990高地、勇川上流、マタニカウ合流点、ルンガ渡河点、九十九折頂上アスタエ高地、ルンガ右岸コロブブヒル、クレアヒル、モカヒル、悉く(ことごとく)指呼の間に見え、此処から撮影すれば航空写真も不要な位に思えた。

こんな素晴らしい展望台の存在は細川様も今迄知らず、つい一週間前某英人に教えられ今回初めて発見登頂された由。

※細川様とは第38師団後方参謀・細川直知少佐の事で戦後ガダルカナル島へ奥様と移住され御遺骨収集事業に多大な御尽力を注がれた方であります。

昭和46年より始まった御遺骨収集ですが昭和50年「ヒル27=丸山高原=バッドマンヒル」が遺骨収集団に初めて確認された場面であります。

あらためて
990高地、勇川上流、マタニカウ合流点、ルンガ渡河点、九十九折頂上アスタエ高地、ルンガ右岸コロブブヒル、クレアヒル、モカヒル、悉く指呼の間に見え
の記述に刮目する。

何気にヒル27頂上より写真を撮ったのだがそれほど多くの要地が一望出来ていたなど現地では認識していなかった。



西方シーホース


ズームして昨日お邪魔したシーホースバオ村


シーホースから見晴台、さらに西方戦域を一望


わかる範囲で書き込むとこうなる。

九〇三高地?と思われる禿山の左が勇川=ワイトリバー上流。
中期丸山道はコカンボナ付近から九〇三高地の向こう側より左方勇川上流へと密林を進んだ。


さらに視線を右に移動



ヒル50は228連隊深田中隊の見晴台・分哨高地

この写真の見晴台の文字の丘の裏側密林が若林中隊の宿営地で丘頂上には塹壕が掘られ、写真右に連なる丘イヌ・サル高地からの米軍を阻止していた。
見晴台とイヌ・サル高地の中間のヒル50の裏側の谷間がレレイ村、マイケル氏の自宅が流されたマタニカウ川流域地点となります。

写真をチェックしながら書き込んでいくと目茶時間が掛かり手の遅いおっちゃんの処理能力を超えてしまったので・・・つづきます。


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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
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お立ち寄り戴けましたら幸いです。



新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 公式ブログ。
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