ガダルカナル戦書籍一覧


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2012年に御慰霊にお邪魔した時公開した記録です。
2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

現在公開している御慰霊行の記録です
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

今まで調べたアウステン山の戦闘記録



現在地 ソロモン諸島ガダルカナル州 ソロモン平和慰霊公苑 
現地時間 06:14 日本時間 04:14


ソロモン平和慰霊公苑より鉄底海峡の夜明け


東方コリ岬より昇る太陽


南海の絶景に暫し見惚れ写真をとるK隊員



前日はシーホースでの疲労により早く寝落ちし涼しいうちに行動すべく早起きしたのでありますが・・・「早起きは三文の得」絶景でありました。

平和公苑のお向かいにある民家の二人の青年に声を掛けられ・・・


ルンガ河で拾ったこの美しい石は何か判るかとの事・・・

カメラに収め「日本に帰ったら調べてみる」と言ったもののこの写真だけでは何の石なのかさっぱり判りません。

彼等もまた「日本軍埋蔵金伝説」に興味津々で「当時の日本軍が金をガ島に持ち込むなどありえない」と説明するのに一苦労でありました。



本日の目的地は昨日まで拠点としていたバラナ村=ギフ高地。

バラナ村入り口に位置する米軍記念碑。


まず最初に向かったのは
米軍呼称:ヒル27
日本軍呼称:丸山高原
ネイティブ呼称:バッドマンヒル

位置は↓


前日シーホースへ向かう道中に撮影したヒル27

2012年にバラナ村にお邪魔した折には勉強不足でヒル27には登っておらず初めての訪問です。
二度の訪問でやっと理解したのですが現地案内人に明確な目的地を伝えないと慰霊碑があっても塹壕跡があってもスルーされてしまうのです。

特にバラナ村の場合村の広場中央に戦争遺物展示コーナーがあり殆どの訪問者は展示物を見学し写真撮影(100ソロモンドルを支払う)して帰るのが一般的のようです。

WEBで拾ったバラナ村の戦争遺物展示コーナー

100ドル払うのが勿体無く我々は撮影しませんでした(^_^;)



今回は明確に「バッドマンヒルへ連れて行ってくれ」と伝え登頂に到ったのであります。

道中に転がっていた穴あき鉄板・・・ガ島ではよく目にします。


この鉄板は米軍が飛行場爆撃を受けた際、滑走路の補修に使った鉄板であります。
↓当時のヘンダーソン飛行場


ノニ氏を先頭にヒル27へ

ノニ氏の毛糸のセーターに注目して戴きたい。
ギフ高地は高度があるので朝の冷気が爽やかで現地の方には寒いくらいなのであろう。

此の丘を登りきれば慰霊碑がある筈・・・


昨日のシーホース行軍の疲労・筋肉痛はなく快調、やはり昨日は気温にやられたのだと確認出来ました。
朝の冷気の中黙々と歩を進めると・・・

嗚呼・・・


ヒル27の慰霊碑であります。






昭和18年1月10日、ヒル27が米軍に占領された布陣図、

↑要図左、西方はまだ占領されておらず脱出可能だった時期です。

この図をヒル27を基点にグーグルアースの現在地に重ねて見ると・・・



こうなります。

多少のズレ・歪みはあると思いますがほぼ合致しました。

御慰霊行前に此の図を作り持参していればもっと詳しく調べる事が出来たのに・・・と今頃後悔しております。



つづく


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新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



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