ガダルカナル戦書籍一覧


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2012年に御慰霊にお邪魔した時公開した記録です。
2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

現在公開している御慰霊行の記録です
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次


現在地:ソロモン諸島ガダルカナル州 チャイナタウン


現地時間 11:38 日本時間 09:38
今回の御慰霊戦跡巡りのアレンジメントをお願いしているマイケル氏の安否確認と明日の面会の約束が出来たので一安心し、まずは腹ごしらえと再びチャイナタウンのカイ・バーへ入ることになった。

カイ・バーのメニュー 


待つこと暫し

K隊員昨日に引き続き左エッグヌードル 20ソロモンドル=400円
自分は Mi goreng ヌードル 15ソロモンドル=300円


Mi goreng ヌードル とは、多分↓でインスタント焼きそば

チャイナ・ショップで購入すると・・・確か3ソロモンドル位だったような・・・
此れが二玉入っているのでボリュームはある。

ちなみにカンボジアでチャルメラを調理して300円位だった記憶があるので二玉入っている分割安か・・・しかしProduct Chinaなので単純比較出来ない。

Mi goreng ヌードル もまたツラギで購入しそのまま背負って持ち帰ったのだが・・・
どうも日本のインスタント食品が眼前にあると食べる気持ちにならないのは残念な事である。
当然、現地では美味しく戴いた。

このカイ・バーでお約束となってしまったショーケースの生猫。

この猫にはタナンボコに引き続き随分と癒されました。



再びホニアラを東西に分断するマタニカウ川を唯一繋ぐホニアラ通りの橋を渡り・・・

一度ホテルに戻り安宿をリサーチの後、安宿があると思われた堺台の米軍メモリアルパークを訪ねてみる事にした。

2012年にもお邪魔しているが写した写真は消え去って残っていない.
K隊員は初めてでもあるのでともに米軍兵士の御霊のご冥福をお祈りする事は大切な事である。

氾濫したマタニカウ川を左手に見ながら堺台を黙々と登る。

現地時間 15:00 日本時間 13:00一番暑い時間帯である。

撮影カメラと水だけ背負っての軽装であるが・・・額から汗が噴出してくる。

堺台東端の米軍メモリアルパークがやっとのことで見えて来た。


マタニカウ川沿いを歩いていた時に見上げていた場所だ。

パークから下を見る村人達が多く見られた。

メモリアルパーク入り口よりツラギ・ガブツ・タナンボコ方面を望見す。



続いてサボ島方面


振り返って南方を望むと三八師団二二八連隊、二二九連隊、二三〇連隊と福岡124連隊の精鋭が飢餓と戦った見晴台・シーホース・アウステン山が望見出来る。

昭和17年10月下旬から11月初旬にかけて此の堺台とマタニカウ川一帯で激戦が行われ仙台歩兵第四連隊は多くの戦没者を出した。
結果、此の堺台は米軍の占拠するところとなり西北が第二師団の守る小川陣地、西方が第一・二拠点、南方が見晴台という位置関係で以降昭和18年1月の撤退まで持久戦となった訳であります。


↓日本軍の持久第一線に突き出す形で位置しているのが堺台。

参考までに既述ではありますが堺台は第二師団歩兵第十六連隊、廣安連隊長戦死後着任された堺連隊長のお名前より付けられた日本軍の呼称です。



勉強不足の為、此のブログでは宮城県戦没者名簿石巻でお名前を掲載させて戴いただけで一度もご紹介した事がありませんが、この一帯が石巻ご出身の天才彫刻家・高橋 英吉氏の散華された場所だと思われます。


高橋 英吉氏の資料が集まって来ましたので何処まで近づけるか判りませんが近々ご紹介したいと思います。


つづく


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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
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お立ち寄り戴けましたら幸いです。



新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 公式ブログ。
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