ガダルカナル戦書籍一覧


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2012年に御慰霊にお邪魔した時公開した記録です。
2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

現在公開している御慰霊行の記録です
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次


現在地、ソロモン諸島 ガダルカナル州 ホニアラ・チャイナタウン



チャイナタウンからソロモンの首都ホンアラを東西に分断するマタニカウ川の橋を再び渡り安宿探しに・・・


マタニカウ川西岸を南下する。



右手の山が崩れていた。


流失したチャイナタウンの橋の対岸にツーリストモテルという安宿があるのをチェックしていたのでそれらしき付近まで来てみたら・・・

↑の先にある筈だが・・・濁流の跡が残り・・・恐らく冠水して営業していないと思われた。
当てにしていた安宿が冠水したとなれば前回お世話になった勇川河口のレインツリーB&Bに期待するしかなくなってしまった。


流出した橋の西岸より昼食をとったカイ・バー方面


カイ・バー方面から見ると↓となる。



再びホニアラ通へ戻ると前回お邪魔したときは入りづらかったマーケットが目に入ったので潜入してみることにした。
サイクロンの被害で商品も並んでいないだろと思いつつ中に足を踏み入れると・・・


予想に反し人が溢れていた。


以下、マーケットに並ぶ品々 両替レート 1ソロモンドル=20円

ウォーターメロン 50SDってことは1,000円

地元の方でも裕福な方しか買えないだろう。

何の芋か不明だが・・・20~80ドルなので400~1,600円

芋にもよるが日本の薩摩芋より高い気がする。

パイナップルは400円


牡蠣は一山200円 此れは安いか???

20SDの値段が付いているのは椰子蟹のように見えた。

蛤一山200円

海の幸は比較的安いような・・・

人がごった返しているように見えるが・・・

よく見ると半数以上がお客さんではなく売り子のようだ。
子連れで店番をしたりその辺をウロウロしているのでお客さんのように見えてしまう・・・
商品もあまり売れているようには感じられない。

歩を進めると魚が・・・

然し鮮魚コーナーの営業している店はサイクロンの影響だと思われるが少なかった。

さらに歩を進めると・・・此の船異常に近い

人だかりも出来ている。

接近して見てみると・・・埠頭に乗り上げていた・・・

第十一養?丸 日本の中古船だ。

帰国後グーグルアースでチェックしてみたら撮影日が本年4月30日と更新されており乗り上げている様子が良く判る。



サイクロンの恐ろしさをマーケットで目の当りにするとは思っていなかったので一気に我に返り、各所連絡を取り爾後の対策たてねばとメンダナホテルさんに戻ると・・・

テラスに面した入り江でクルーザーがこのり有様


グーグルアースで位置を確認すると・・・黄丸位置

埠頭に囲まれているようにも見えるが、日本の漁港のように確りと防波堤で囲んでいるようには見えない。


現地時間は既に14:00
どう考えても明朝「丸山道」に入るのは絶望的である。
当然の如くマイケル氏の携帯は不通状態。
ガ島西部タサファロング方面へ続くホニアラ通りのコカンボナ付近タナバサ川の橋も決壊しコカンボナ以西へも行けないとの情報も入る。

戦跡を巡り御慰霊させて戴く雰囲気など微塵も無い状態に・・・為す術なし
でありました。

翌朝、マタニカウ川の水位が減ることを祈りつつ情報収集を続けながらツラギに続き飽食することに



↓カイ・バー以降の移動ルート


此の日ガ島の被災状況を目視確認するだけで無為な時を浪費したのでありました。

つづく


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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
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新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

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石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 公式ブログ。
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