ガダルカナル戦書籍一覧


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2012年に御慰霊にお邪魔した時公開した記録です。
2012年 ガダルカナル島御慰霊行 目次

現在公開している御慰霊行の記録です
2014年 ガダルカナル島御慰霊行 目次


現在地、ソロモン諸島、中央州、ツラギ戦跡・機銃位置



此の米軍が撮影した写真に写る機銃を


現在地の写真にはめて見ると↓のようなイメージであろうか・・・


前面の広場を網羅する位置、絶好の射撃ポイントである。
此の銃座で果てられた御英霊も居られた事であろう・・・





雨は激しくなったり小降りになったり・・・
↓この時は激しくなって

雨樋の下にある白バケツは飲用水の為に雨水をためているとのこと
場所が確認できれば長居は無用と機銃陣地を降りることにした。


振り返って見た機銃陣地


グランドを左手に見ながら海岸線へ・・・


今一度、振り返って見た位置関係

往路に見た景色と違って見えるのが不思議である。


次の目的地に向かうべく海岸線を南下

目的地の位置を教えてくれる島は英国統治時代ネイティブの犯罪者が収監された刑務所だったとのことである。

海岸線よりツラギのメイン通りを経由して



民家の密集する一帯を通過


此の辺りが昭和17年8月7日、米軍の砲爆撃により白煙を上げていた地点

トラックと機銃のあった一帯は白煙の後ろで確認できない


さらに歩を進め左手丘の上の椰子の樹を指差しながらサイモン氏


Next Machine Gun !!

此の機銃陣地らしい


監獄島の位置を確認すると・・・

機銃の向こうに見える島と同位置か・・・


椰子の樹を目指して登り始めるが・・・


雨に濡れる獣道は滑りやすくなっており細心の注意が必要


あと少し・・・


椰子の樹に到着し

資料画像で確認して見るが・・・

周囲の木々が成長して監獄島が確認できない。


GPSで計測した位置は
09 06.603S, 160 09.216'E

グーグルアースで確認すると此の位置


椰子の樹下の足下には・・


確かに陣地跡を裏付ける構築物の残骸が覗き見れる


この機銃を・・・


70年の歳月を経た現在地に重ねると・・・

このような位置だと思われた。

草木が邪魔をして監獄島位置を確認できないのが残念であるが・・・


先の8月7日の画像、白煙を上げていた位置に面したビーチ一帯を睨み下ろす位置である。
我々の移動ルートを確認すると↓となる。


こうして持参した資料画像、捕虜収容所跡地・トラック・機銃二箇所の四地点・・・

いずれも日本を発つ時、位置の特定は難しいと思われた各位置でありました。
ツラギのオフィサー・サイモン氏の御協力によりの位置確認を完結する事が出来たのであります。

つづく

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平成24年9月8日 日本青年遺骨収集団さま主催による ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 の皆様がガ島御遺骨収集をされ7柱の御遺骨をお迎えされたそうです。
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