ガダルカナル戦書籍一覧


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↓ガ島中央戦跡要図
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal

作文 従軍慰安婦・慶子
同日の 西山日誌
同日の 若林日誌
同日の 亀岡日誌
前日の アウステン山の記録



第三八師団歩兵第二二八連隊 稲垣大隊 第六中隊
アウステン山ギフ高地 川井惣一兵長の記録

昭和十七年十二月三十一日 
早朝、六中隊命令受領下士官大隊本部に集合し、歩124岡連隊会報を受領、中隊長殿に報告、各小隊に伝達された。
「満州にて活躍した戦闘機隼号が二百機ソロモン諸島に南下させ空中戦を展開し米軍機撃滅作戦を展開、制空海権を我が方に奪回する」
との良きニュースが発表された。
吾々は先行き明るく希望が湧き喜び合った。
香港作戦を始めアンボン、チモウル島作戦で勝利を得た栄冠の再現を期待し敵の砲爆撃にも耐え辛抱してきた。

今後我が陸軍の運命は制空海権の如何による。
糧秣弾薬医薬品の輸送が勝負の決め手の鍵となる。
隼号二百機の活躍を期待し無事ソロモン諸島に南下出来る様に祈った。
年の瀬を祝ってか敵哨戒機は一日中旋回し警戒を続けたが砲爆撃もなく吾が防御陣地も珍しく休戦状態となり静かな一日で暮れていった。

故郷日本では大晦日の夜が訪れ百八つの鐘が鳴り響き、神社仏閣へ息子の武運長久と我が軍の戦勝を祈願する老若男女で賑わい、家庭に於いては鏡餅をお供えし正月三が日は朝食にお雑煮を食べていることだろう。
餓島戦場では餅どころか毎日食べる米も無く雑煮など香港作戦以来一度も食べた事無く夢で食べるのみ。
来る日も空腹に飢え猛暑の中、米豪軍と交戦激闘が続けられ苦戦病魔に耐え我慢をし新鋭部隊の来る日を期待し大晦日を送った。

ガ島上空のP38
ガダルカナル Guadalcanal
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歩兵第十六連隊 連隊本部 最後の人事係 准尉  長谷川榮作さまのホームページ
ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal
冥府の戦友(とも)と語る
お立ち寄り戴けましたら幸いです。



新発田歩兵第十六連隊の兄弟部隊である高田歩兵第三十連隊の従軍記録等を公開されているウェブサイト

ガダルカナル戦関連書籍 Guadalcanal
石坂准尉の八年戦争さま
と相互リンクさせて戴きました。



平成24年8月18日(土)より9月1日(土) 日本青年遺骨収集団さま主催による ガダルカナル島「丸山道」自主派遣隊 の皆様がガ島御遺骨収集をされ7柱の御遺骨をお迎えされたそうです。
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○原発関連情報○

独逸天気予報より →  放射能予報

文科省発表 → 全国放射能濃度一覧

武田邦彦教授の → ブログ





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