【試合結果】2014年9月6日(土)市ヶ谷チョコレート広場 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『Gatoh-Move Japan Tour.126』
☆2014年9月6日(土)
市ヶ谷チョコレート広場
観衆57人(満員)


◆オープニング


 2年前にタイで旗揚げ戦をおこなったのと同じ日ということで『旗揚げ2周年記念大会』となった、この日の市ヶ谷大会。前説でさくらは2年前の思い出や、新曲の構想について語った。


 さくらが『ノリノリの歌』を歌おうとすると誰かが乱入…という久しぶりのパターンで、ブリバトが中に入り『Bang! Bang! Bang!』を熱唱。


 入場式の挨拶は円華。「2年前のタイのメインは、僕とケンちゃんでした。正直、2年ももつとは思っていませんでした」と挨拶して2周年記念大会スタート。


◆第1試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○星誕期(4分15秒、エビ固め)サワディー仮面×
※ラ・マヒストラルをつぶす


 タイでの旗揚げ戦に出場している星誕期が記念大会ということで久々の参戦。相手はこちらも2ヶ月ぶりとなるサワディー仮面。


 ゴングと同時にサワディーがタックルをぶちかますが、ビクともしない星誕期。ならばとサワディーは星誕期の足の甲を踏んでヘッドロックに入るも、星誕期は高々とサワディーを持ち上げると前方に投げ飛ばす。

 サワディーが腕をひねっても、軽々と投げ飛ばすなど星誕期がパワーで圧倒。豪快なボディスラム連発で、サワディーは早くもカウント2で肩をあげるのに必死。


 星誕期の壁へのタックルをかわしたサワディーは、テキサスコンドルキックから三角跳びの延髄斬りで反撃する。窓からサワディーカー・プレスをきめたが、カウント1で星誕期が返す。

 サワディーは早くもスクンビット・ソイ・サンシップサン・タップヌーンを狙う。しかし、星誕期の巨体をきめられず不発。星誕期はアルゼンチン・バックブリーカーでサワディーを抱え上げる。


 万事休すと思われたサワディーだが、これを切り返し回転十字固めにとらえると、あわやというカウント。星誕期のノド輪落としも切り返してフォールにいくなど、サワディーの切り返し技が冴え、逆にチャンスを作る。


 しかしサワディーが狙ったマヒストラルは、星誕期につぶされる。星誕期が上となり、サワディーは動けずカウント3。最後は星誕期の圧殺となった。

 ダメージの残るサワディーだったが、次の試合からはふらふらになりながらレフリーをつとめた。


◆第2試合 6人タッグマッチ 15分一本勝負
○「ことり」&里歩&帯広さやか(10分3秒、バードリッジ)チェリー&SAKI&MIZUKI×


 ブリバトと組むためか、チェリーが入場から愛想よくキャピキャピしている。ずっと笑顔でかわいらしくしているチェリーに、客席も「おかしい…」と違和感を感じている様子。


 しかし、チェリーが入り、相手の「ことり」にコールが集中すると、チェリーの表情がいつもの意地悪いものに一変。アイアンクローから「ことり」の髪の毛を抜くなどのズルい攻撃でブーイングをあびる。

 チェリーは替わった帯広にも腹パンチから「どっこいしょ」と大外刈り。帯広をキャメルクラッチに捕えると「顔、蹴れ。顔っ」とブリバトの2人に指示する。ブリバトは戸惑いながら「チェリーさんが言うんだから」と、なぜかチェリーの顔を蹴る。「私の顔じゃないっ」とチェリーが怒る。


 里歩vsSAKIとなり、里歩がニーアタック連発からプレンバスター・ホールド。帯広も窓からのダブルチョップでこれに続く。

 SAKIは帯広をボディスラムで投げて反撃すると、3人で“チェリバト”のポーズをきめる。さらにSAKIがダイヤル固め、チェリーがダブルリストアームサルトで帯広を攻め込んでいく。

 帯広は地獄突きからのハーフハッチで攻守逆転するも、帯広マジックをチェリーにつぶされ逆にフォールされる。チェリーは熟女でドンをみまうが、帯広はカウンターのドロップキック。


 「ことり」とMIZUKIに同時にタッチすると、「ことり」がオリジナルの入り方のジャックナイフ式エビ固めを見せる。


 「ことり」は里歩と2人で窓に上り、MIZUKIにダブルフットスタンプを狙ったが、MIZUKIがかわす。逆にMIZUKIが窓に上り、里歩と「ことり」にまとめて“窓からみずぴょん”を放つ。すかさずMIZUKIが「ことり」をカニ挟みからフォールに入るが、帯広のカットが間に合い、カウント2。

 MIZUKIがさらに突っ込んでくるが、「ことり」はカウンターの体落とし。「ことり」のバードリッジを一度はこらえたMIZUKIだったが、「ことり」が切り返して再度トライしたバードリッジがガッチリときまると、カウント3。


 我闘雲舞軍が“チェリバト”を破った。


◆第3試合 シングルマッチ 15分一本勝負
○円華(11分27秒、ランヒェイ)さくらえみ×


 前説の時、格闘技をやっているという初見のお客さんがいたため、その人のために「今日は格闘スタイルでいく」と予告していたさくらは、入場するとシャドーボクシングのデモンストレーションを見せる。珍しく、さくらが試合前の握手をガッチリとかわしてゴング。


 さっそく格闘スタイルっぽくローキックを放っていくさくら。緊張感あふれる闘いになりかけたが、円華が一発、強烈なローキックをさくらのヒザに叩きこむと、さくらは悲鳴をあげて、弱々しくさくらコールをあおる。

 それでもミドルキックを連発したさくらは、円華とチョップ合戦。ブレイジングチョップからお客さんに押してもらって走りこんださくらだったが、円華にカウンターのビッグブーツをくらう。


 円華のボディスラムをこらえたさくらは、逆にボディスラムで円華を投げると、ガトムートレイン。ロメロスペシャルから壁に円華をぶつけて高笑いする。

 さくらはダブルアーム式背骨折り、トラブルクラッチと攻勢に出るも、再びお客さんに背中を押してもらったところに、またも円華にカウンターのビッグブーツをくらう。


 5分経過。円華はさくらを窓枠に据えると、客席の椅子から延髄ニーを放つ。エナジームーンサルトはさくらにかわされたが、さくらのマヒストラルを切り返した円華はマフラーホールドで絞め上げる。

 円華が窓に上ったところを場外に突き落としたさくらは、なんと場外ブランチャ。さらにマットに戻ると、格闘技をやっていると言った例の初見のお客さんを指さしてから、ダブルアーム式に持ち上げての腕ひしぎ逆十字固めを極める。これは必死にエスケープする円華。


 さくらは続いて冷蔵庫爆弾。円華が肩をあげるタイミングでアームロックを極め、予告の格闘スタイルを続ける。

 円華のラリアットをかわしたさくらは、今度こそタイミングよくお客さんに背中を押してもらいドロップキックを放つと、タイガードライバーでカウント2を奪う。ここでチョップ合戦となり、押されかけたさくらだったが、ローリングチョップを放ち、円華を倒す。


 円華のビッグブーツ、さくらのトラースキックの打ち合いから、円華が壁のさくらにラリアット。円華は素早く窓に上ると、延髄ニーをさくらに命中させる。

 すかさず円華は、ランヒェイ。ズバリときまり、カウント3。フィニッシュまでの畳み掛ける攻撃で、円華が勝利をおさめた。


 試合後も、珍しくさくらは清々しい表情で握手に応じる。最後は円華がさくらをおんぶして、重さでふらふらしながらも退場していった。


◆エンディング


 板橋大会がせまってきたということでカード発表。まずはブリバトの2人は、今回はシングルとなり、SAKIは北沢ふきんとオープニングマッチ。そしてMIZUKIは真琴との試合が発表された。


 さくらからは「真琴も初勝利まで、とても時間がかかった。初勝利を目指しているみずぴょんは真琴との試合で学ぶことがたくさんあると思う」とコメント。

 すでにHARASHIMAとのタッグが決定している里歩は、過去2回、HARASHIMAと組んでいると振り返り、そうまとうタッグについて「20日も勝ってやるさー」と宣言。もちろん客席から「なんでー」という声がかかる。


 「よねやまどかを超えてやるさー」「なんでー」「なんでかって?それは…20日に勝ってからいいます」とあえてすかしてみせた。

 ヒートアップでの無宿との試合を振り返る「ことり」には、さくらは板橋で小仲=ペールワンとのIWA三冠戦を告げ、タイトル奪回を「ことり」に託す。


 カードが決まっていない、という帯広には、とりあえずA.YAZAWAからみの試合になることが告知された。

 円華はさくらとの思い出話を語る。さくらも応じつつ、今日の敗戦は格闘スタイルで試合をしたことと話し、敗因を例のお客さんのせいにしていた。


 また11月にタイで初のホール興行が決まったことも発表される。タイでの大会は、これまでは道場マッチや、バーなどの店内でおこなわれていたが、また一歩、前進ということになりそうとのこと。


 そして最後は『ガンバレ!』が新しいフォーメーションダンスで披露された。