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『Gatoh-Move Japan Tour.78』


☆2013年12月14日(土)
市ヶ谷チョコレート広場
観衆59人(満員)



◆オープニング


 まずはさくらより、タイから女子練習生のペパーミントが来日することが発表される。ミントは16歳。年末年始に日本に滞在。まだデビューもしておらず、12月27日板橋大会より、エキシビションマッチを重ねながらデビュー戦を目指す。


 またミントと一緒に、リングアナとしてプミも再来日することも決まった。


 そして12月27日より発売される我闘雲舞6thシングルの正式タイトルが『ファイト! 絶対、勝ちたいver.』となったことを発表。こちらは里歩、帯広さやか、「ことり」の3人によるユニット“ガトムー選抜”によって歌われる。


 いつものように、さくらが『ノリノリの歌』を歌おうとしたところに、クリスマスコスプレの里歩と「ことり」が乱入して『さくらえびちゅ』。


 入場式の挨拶は、新木場大会以来、2ヶ月ぶりの我闘雲舞参戦となった松本浩代が手を挙げた。


◆第1試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○ガラス屋タムちゃん(8分23秒、ガラスロック)ワンチューロ×


 先週の試合の際、窓からダイビングセントーンを放とうとして頭が天井に激突して穴をあけてしまったワンチューロ。その天井はガラス屋の息子、田村和宏が修理するという先週の約束だったが、まだ穴の開いたまま。


 田村は工具を手に入場し、頭にタオルを巻くガラス屋コスチューム。コールも「ガラス屋タムちゃん」とされた。

 ワンチューロが「まだ直ってない。うそつきっ」と天井を指さすと、田村は「今日は直せない」と言い返す。電動ドリルを持参してきたものの、充電のバッテリーを忘れてきてしまったため無理らしい。「うそつきっ」と田村を責めるワンチューロだが、田村も「忘れたっ。ドリル動かないっ」と開き直ったところで、レフリーがゴング要請。

 「今日はガラス屋スタイルだ。ガラス屋スタイル=UWF」と宣言した田村は、アップライトの構えから掌底とローキック、グランドになると回転体というUスタイルを見せる。


 最初は対抗しようとしていたワンチューロだが「このスタイル嫌いです。ワンチューロスタイルっ」と叫び、丸め込みや、田村の頭のタオルを奪って叩くなど、自分の土俵に持ち込もうとする。


 しかし、サッカーボールキックを放った田村は、わざわざタオルを巻き直し、ワキ固めやアームロックでワンチューロの左腕を狙い攻勢。DDTなどを放つワンチューロだが単発に終わると、田村の腕ひしぎ逆十字やアンドレにつかまり、必死にエスケープする展開が続く。

 5分経過のアナウンスとともに、田村は「ガラス屋の恐ろしさを教えてやる」と叫び、工具袋を持ち出す。


 田村はネジをわざと落として、レフリーの米山がもたもたとそれを拾っている隙に、「網戸ローラー」「ガラスカッター」と、工具をワンチューロの左腕に次々と突き刺す。客席からブーイング。工具を口にくわえてふてぶてしいヒール顔の田村。

 田村のエースクラッシャーならぬガラスクラッシャーをすかしたワンチューロは「バモスっ」と口にしながら、延髄斬り。そしてリバース・カンパーナを繰り出すが、腕のダメージが大きく放してしまう。

 ここで試合は、因縁の穴あき天井の下あたりが戦場に。窓際での攻防の末、ワンチューロが窓枠に立つと「あーーっ」という客席から悲鳴がおこる。ワンチューロも躊躇して技を出したため中途半端に。


 すると田村が、窓越しに腕を固め、さらにミドルキック。そしてワンチューロをマットに引きずり込み、横三角絞めのような形で、痛めている腕を伸ばすと、ワンチューロはギブアップ。


 「勝者、田村」というアナウンスにも「ガラス屋タムちゃんだろっ」と田村は最後まで言い放っていた。


◆第2試合 タッグマッチ 15分一本勝負
○さくらえみ&マサ高梨(9分15秒、エビ固め)ボニー&帯広さやか×
※帯広マジックをつぶす


 ロシアプロレス界のボス、イワン・マルコフとともに来日したロシアの女子レスラー、ボニーが参戦。帯広と異色タッグを結成した。


 ロシアンビューティーとコールされたボニーに対し、なぜかロシアンルーレットとコールされる帯広。日本の事情を何も知らないボニーに対して自分を大物っぽく見せるため、入場から悠然とふるまうさくら。


 先発は高梨とボニー。まずボニーが高梨を投げ飛ばし、さくらを呼び込む。前説の仕込み通り、最初は客席からさくらコールがおこるが、すぐにボニーコールに変わってしまう。気をよくしたボニーは、前後に足を開脚して体の柔らかさをアピール。真似しようとするが、体の固いさくら。

 さくらとボニーのタックル合戦は、お客さんのアシスト付きでボニーが打ち勝つ。帯広が出てくると、ボニーと2人で「シベリア超特急っ」とアピールしてのトレイン攻撃。超特急だけに早い。


 帯広が得意げにコサックダンスふうな変な動きをしているところに「なんだそりゃ」とつっこみながら高梨が蹴りをいれる。ここから帯広がつかまる展開に。

 さくらと高梨は、お互いの威力を競い合いながら、交互に水平チョップを帯広にぶちこむ。さくらはロメロスペシャル、高梨はバックブリーカーからのボディプレスと帯広を攻め込む。


 しかし、高梨の逆エビ狙いを、ぴちぴちと跳ねて防いだ帯広は、地獄突きを高梨に見舞って、ようやくボニーにタッチ。

 ボニーは軽やかな動きで、さくらと高梨を翻弄。さくらのボディシザースや、高梨のコブラツイストを、いずれも体の柔らかさで脱出してしまうボニー。

 ボニーが2人をまとめてクロスボディで倒すと、帯広がさくらにミサイルキックで続く。チョップ合戦も帯広がさくらに打ち勝ったが、さくらは帯広とボニーにまとめてさくらえみ70キロを放って反撃。

 さくらのダブルアーム式背骨折りは、帯広がカウント2で肩をあげる。2発目は逃げた帯広が、ボニーと連携の地獄突きをさくらに一撃。


 再びさくらが帯広をおさえ、高梨がトラースキック。通常運転の誤爆。

 すかさず帯広はさくらに帯広マジックを狙ったが、中途半端に固めに入ろうとしたところをさくらが上からつぶし、カウント3が入った。


 試合後、さくらと高梨が張り合い、仲間割れ。しかし、レフリーの田村が止めようとすると、2人がかりで田村を襲撃し、結局、手を取り合って帰って行った。


◆第3試合 タッグマッチ 15分一本勝負
△里歩&松本浩代(時間切れ引き分け)米山香織&「ことり」△


 12月27日板橋大会のメインで激突する里歩と「ことり」。今日が最後の前哨戦。


 里歩と「ことり」が先発し、まずは手の探り合い。浩代と米山にそれぞれタッチすると、浩代が「ひさびさーっ」と叫びながら、米山をタックルでふっとばす。


 米山と「ことり」は、トランスフォーマー狙いで米山が「ことり」を肩車すると、浩代と里歩も立ち上がり肩車で合体。騎馬戦のような攻防となったが、「ことり」が穴の開いた天井にぶら下がってのキックというトリッキーな攻撃を見せた。

 その後、両軍が窓の外に出ての場外乱闘に。米山が椅子で浩代の頭を攻撃すると、ごつーんという音がする。

 浩代を「ことり」が椅子を使って押さえていると、米山が控室からボクシング用のグローブを持ち出して、里歩とボクシング合戦に。これはクロスカウンターで里歩がダウンを奪った。

 「ことり」vs浩代になると、「ことり」がエルボー連打から巴投げ、ドロップキックと攻め込む。シュミット式バックブリーカーで反撃した浩代は、フォールにいくとき、髪の毛をかきあげるセクシーフォール。すると、替わった里歩もボディスラムから髪の毛をかきあげてセクシーにフォール。

 浩代は「ことり」にダイヤル固めから、逆エビ固め。エスケープした「ことり」を中央に引きづり戻すが、「ことり」がマットを放さなかったため、マットがめくれる。レフリーの判断はエスケープ。

 10分経過。浩代と里歩は、サンドイッチ式ニーアタックから、2人で「おーっ」とアピール。

 しかし、連係が少し乱れたところを、今度は米山と「ことり」がついて、X固めと卍固めの競演を見せる。

 ここで米山がゴムチューブを持ち出し、2人にゴム攻撃。浩代も奪い取り、米山にゴムを見舞うが、さらに「ことり」が奪い返し、浩代にゴムを放つ。


 ゴムを奪い合う浩代と米山に、レフリーの田村が「ダメだよ」とゴムを取り上げようとすると、嫌な予感に客席から「あー」の声。予想通り、浩代と米山が同時に手を放したので、ゴムは田村に直撃となった。

 残り時間が少なくなり、再び、里歩vs「ことり」の局面に。めまぐるしい展開からエルボー合戦となるが、これは里歩が意地で打ち勝つ。里歩は窓からフットスタンプを落とすが、当たりが浅く、カウント2。


 里歩のそうまとうは「ことり」がかわし、里歩は壁に両膝を自爆。「ことり」は大外刈りからエビ固めに入るが、カウント2。

 残り時間が1分を切り、エビ固めの応酬に。どちらも、あわやというカウント2.9を奪い合う。

 里歩がもう一度、そうまとうを狙うが、米山が横からカット。「ことり」が里歩のボディスラムを切り返してのエビ固めに入ったところで、15分タイムアップのゴング。


 板橋大会の前哨戦は、時間切れドローとなった。


◆エンディング


 浩代が「久々の参戦で新鮮でした」とコメントすると、さくらが「新鮮なのがいいと思うので、じゃあまた浩代は2ヶ月後に」とひどいことを言う。


 浩代もごねて、27日の板橋大会、浩代vsSareeeのシングルマッチが決定した。

 これにより27日の板橋大会は、オールシングルマッチとしておこなわれることとなる。浩代vsSareeeのほか、すでに発表済みの里歩vs「ことり」、さくらvsアントンの三冠戦、マサ子vs市来、米山vs倉垣で5試合。


 ここで名前のない帯広が「あの…おびは…」と尋ねると、さくらはなんと高橋奈苗vs帯広さやかを発表。驚く帯広と、沸く客席。


 さらに「プロレスではないのですが、板橋では歌の対決もあります」と、さくらは福田洋vs脇澤美穂という試合(?)も追加。


 27日の板橋大会は、その日発売のCDになぞらえて『7大シングルマッチ、絶対、勝ちたいVer.』と銘打たれることになった。

 カードに入ってないと寂しそうなワンチューロは、1月4日に行われることになっている新春時間差バトルロイヤルのエントリーが決まる。こちらのバトルロイヤルは、ワンチューロのほか、所属のさくら、帯広、里歩、「ことり」に加えて「いつもいる米ちゃんと高梨さん」ということで、とりあえず7名のエントリーは決定。残りメンバーは随時発表されていく様子。


 1月4日は、追加カードして、帯広vsアイガー、「ことり」vs倉垣も決定。倉垣についてよく知る米山は「ことり」に「倉垣さんは羽の生えた象みたいな選手」と教えていた。


 そして最後の歌だが、次回からはエンディングで『ファイト! 絶対、勝ちたいVer.』が歌われるため、『ガンバレ! 2013』は、しばらく歌われなくなり、必然的にさくらが歌うのも、しばらくなくなる。


 そんなさくらへの惜別の意味も込めて、最後に『ガンバレ! 2013』が歌われ、大会がしめくくられた。

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