【試合結果】2013年10月5日(土)市ヶ谷チョコレート広場 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『Gatoh-Move Japan Tour.66』
☆2013年10月5日(土)
市ヶ谷チョコレート広場
観衆49人



◆オープニング


 前日の10月4日がさくらえみ37歳の誕生日ということで、さくら生誕祭りの大会となった市ヶ谷大会。さくらは「自分へのプレゼント」ということで、奈苗の市ヶ谷初参戦を決めた。さくらいわく、米山、高梨ら表面的な友達はいるが、真の友達は奈苗一人らしい。普段はメールもしない、電話もしない、ご飯に行くこともないが、奈苗は心の友だという。


 そんな奈苗のために、さくらは昔、歌っていた『高橋奈苗の歌』を復活させて前説の時間に歌った。


 入場式の挨拶も奈苗。とりあえず初めての市ヶ谷に驚くことばかりのようで「すごいですね。思った以上の威圧感ですね。ここで試合するんですか。お客さん危なくないんですか」と連呼。


 そんな奈苗の「さくらえみ37歳の行先はー」からのいつもの掛け声で、大会スタート。
    わふーでよよよ  


◆第1試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○渡辺宏志(8分8秒、グランド・コブラツイスト)帯広さやか×


 HEAT-UPのリングで宏志塾の師弟にあたる2人が一騎打ち。


 まずはロックアップから腕の取り合い。帯広がその場跳びのドロップキックを放つが、宏志は全く動じず、余裕のパフォーマンスからか、その場でスクワットを10回する。


 すると、試合中だが宏志塾のようなムードとなり、帯広もスクワットを10回。2人がレフリーのさくらをチラッと見ると、さくらもやらないといけない雰囲気を察知したのかスクワットを10回やる。
    わふーでよよよ  
 帯広と宏志は、2人で腕立て伏せを始めて、またもさくらをチラッ。さくらも仕方なく一緒に腕立て伏せ。


 直後に帯広がスクールボーイをきめてフォールにいったが、普段やらない基礎体でふらふらのさくらがカウントをとりにいけず幻のスリーカウントに終わった。
    わふーでよよよ  
 帯広が水平チョップ連発で宏志を倒すが、宏志は強烈なニーリフトでやり返す。帯広の地獄突きも腕をキャッチして防いだ宏志だったが、帯広がその場跳びのドロップキックで宏志を倒すことに成功すると、スリーパーホールドへ。


 帯広は、こらえる宏志を強引にハーフハッチで投げると、執拗にスリーパーホールド。宏志がエスケープすると、窓枠からミサイルキックをきめて、さらにスリーパーにいくが、これは宏志がワンハンド・バックブリーカーで切り返す。
    わふーでよよよ  
 宏志は窓に上り、ハンマーを振り下ろそうと飛び降りるが、帯広が下から地獄突きで迎撃。ここで帯広マジックがきまり、カウント2。


 帯広が2度目の帯広マジックを狙ったところで、宏志がこらえてコブラツイストをきめる。一度、形が崩れるが、もう一度、コブラツイスト。
    わふーでよよよ  
 これを帯広がコブラツイストで切り返すことに成功すると、さらに返そうとする宏志とのコブラツイストの掛け合いになる。これを制した宏志が、そのまま後ろに倒れこみ、グランド・コブラツイストでフォールの体勢へ。


 何度か肩をあげてフォールを逃れた帯広だったが、最後は宏志が渾身の力で押さえると、力尽きてカウントスリーが入った。
    わふーでよよよ  


◆第2試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○田村和宏(8分32秒、十字固め)山田太郎×


 2年ぶり2度目というシングルマッチ。


 正々堂々と握手…と見せかけて、山田がヒザへの低空ドロップキックの奇襲を仕掛けてゴング。


 山田は田村を抱え上げて壁にヒザをぶつけると、グランドの関節技でヒザ攻めを続ける。そのまま山田ペースになるかと思われたが、田村が重いミドルキック一発で山田をふっとばし、試合は仕切り直し。
    わふーでよよよ  
 そこからは、両者のねちっこいグランドの攻防へ。山田は主に田村のヒザを、田村は山田の腕を狙いながら絡み合うが、互角のまま試合時間は5分経過。


 スタンドでのチョップ合戦となるが、山田はエルボーを打ち込む。ならばと田村がキックを出すと、山田は蹴り足をキャッチして、片足を固めたままの逆さ押さえ込みという妙技で客席をうならせる。
    わふーでよよよ  
 さらに山田は、バリエーション豊富な攻撃を次々と仕掛け、田村のヒザを一点集中。背後からヒザの裏にエルボーを打ち込み、ボディスラムとみせかけ田村を前から落とし、あくまでヒザに的をしぼる。


 ここで山田は窓に上る。たまたま窓にかけてあったHEAT-UPのTシャツを田村のヒザに投げてからダイブするが、これは田村がかわし自爆。


 田村は、キックから飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで反撃に出る。クラッチを切られた山田が、必死に体を半転させるが、田村は狙い通りとばかりアンドレ(スタンド式腕固め)へ。苦しい山田だったが、なんとか足をマットの外に伸ばしてエスケープ。
    わふーでよよよ  
 田村はキックを山田の痛めている腕に連発するが、山田は気合いの雄叫びをあげると、ごつーんという鈍い音が響く頭突きを田村にぶち込む。
    わふーでよよよ  
 よろめく田村を山田が抱え上げたが、田村は十字固めに切り返してフォールに。一度は山田が返すが、田村は再度強引にフォールの形に入り、体重を乗せて押さえる。山田、これを返せずカウントスリー。


 力のこもった熱戦を田村が制した。
    わふーでよよよ  


◆第3試合 タッグマッチ 15分一本勝負
△高橋奈苗&さくらえみ(時間切れ引き分け)里歩&「ことり」△


 入場するなり、AWFのベルトを肩にかけたさくらは、奈苗に「あれ。ベルトないの?」と話しかけ、奈苗をむっとさせる。奈苗は里歩、「ことり」と握手をかわすが、さくらは2人の手を振り払い、ゴング。


 先発はさくらと「ことり」。さくらはいきなり「きめるぞー」と「ことり」を抱えるが、回転エビ固めに切り返され、あわやのカウント2.9。速攻で奈苗のもとに逃げ込み助けを請う。奈苗vs「ことり」でも、「ことり」が巻き投げで奈苗を投げるなどして拍手をあびた。
    わふーでよよよ  
 里歩が入ると、さくらに誕生日を祝ってエルボー37連発。さくら瀕死となるが、里歩の太ももに弱々しいさくらえみ斬りから、超低空で「冷蔵庫爆弾っ」と里歩に乗っかる。
    わふーでよよよ  
 この超低空「冷蔵庫爆弾っ」が気に入ったのか、さくらが調子に乗って「冷蔵庫爆弾っ」と連発していると、奈苗に「ちゃんとやれっ」と怒られる。さくらは窓に上って、今度は「冷蔵庫爆弾っ」とちゃんと飛んだが、里歩の剣山をくらい自爆。今度は里歩まで「冷蔵庫爆弾っ」と超低空にさくらに乗っかる。


 さくらは里歩にスマッシュマウスから、熟女式グラビア固め。するとさくらは「お前もやれ」と奈苗に指示。言われた通り奈苗が首4の字固めからセクシーポーズをきめたが、なぜかさくらが奈苗を蹴飛ばしてカット。ひどい。
    わふーでよよよ  
 倒れた奈苗をマットのすみまで持ってきた里歩は、なんとマットをはがして奈苗をぐるぐる巻きにしてしまう。さくらも協力。3人でマットの上から奈苗をボコボコ叩く。「ここは小学校じゃないんで」とレフリーの山田が的確なツッコミ。
    わふーでよよよ  
 里歩は奈苗に雁之助クラッチから、パロスペシャル。「ことり」も入ると、卍固めを同時に仕掛ける。里歩はお客さんに反動をつけてもらってタックルにいくが、奈苗もお客さんの反動を利用したカウンターのタックルで打ち勝ち、さくらにタッチ。
    わふーでよよよ  
 さくらは懲りずに、また超低空「冷蔵庫爆弾っ」。さくらえみ70キロをきめ、奈苗にも続けるよう指示したが、これは「ことり」が中に入り、奈苗を押さえる。すると里歩がさくらに張り手から、ノーザンライト・スープレックス。さらに、くるくるリボンもきめるが、奈苗がカット。


 チェンジした「ことり」が勢いよくドロップキックで中に入る。「奈苗、出てこい」と奈苗を呼び込むが、逆につかまり、奈苗はブレンバスターの体勢から「ことり」を前に落とし、ヒザを固める。「ことり」がなんとかお客さんの足元に手を伸ばしてエスケープすると、奈苗は「これでエスケープになるの?」と、ここで初めて市ヶ谷の初歩的なルールに驚いた。
    わふーでよよよ  
 「ことり」は大外刈りを狙うが、奈苗がこらえてワキ固めに切り返し、そのままクロスフェースに移行しようとするが、これを「ことり」が体をおこしてエビ固めでフォールにいくと、あわやのカウント。回転エビ固めも鮮やかに奈苗にきめる「ことり」。
    わふーでよよよ  
 残り時間が少なくなったところで、「ことり」が会場備え付けのレールを利用してのキックというアクロバティックな攻撃を見せる。里歩も、レールを利用してそうまとうという、さらにエクストリームな一撃。
    わふーでよよよ  
 里歩と「ことり」は、奈苗に中学生クラッチ(ダブル雁之助クラッチ)。さくらが飛び込んでカット。さくらが「ことり」を投げっぱなしのタイガードライバーで落とすと、奈苗が窓に上る。


 冷蔵庫爆弾を放とうとした寸前で、15分時間切れ引き分けのゴングが鳴らされてしまった。
    わふーでよよよ  


◆延長戦(5分)
○高橋奈苗&さくらえみ(0分54秒、片エビ固め)里歩&「ことり」×
※冷蔵庫爆弾


 フィニッシュホールドを放つ寸前で試合を止められ、おさまらない奈苗が「延長だっ、延長っ」とアピール。4人ともやる気だったため、5分間の延長戦のゴングが鳴らされた。


 「ことり」が奈苗に巴投げからフロントヘッドロック。そして窓からボディアタックで飛ぶが、これは奈苗がキャッチして落とすと、里歩、さくらを「ことり」上にのせて、まとめてフォール。しかし「ことり」がブリッジで返して、拍手をあびる。
    わふーでよよよ  
 奈苗は再び窓に上ると、今度こそ正調の冷蔵庫爆弾。「ことり」にガッチリときまり、カウントスリー。
    わふーでよよよ  
 延長戦まで手こずりながら、奈苗&さくらが最終的に勝利を手にした。
    わふーでよよよ  


◆エンディング


 今日の座談会は、試合の感想や新木場大会への意気込みではなく、誕生日を迎えたさくらへの日頃の感謝と敬意の気持ちをコメントすることになる。


 宏志からは腕立て伏せ用の器具、「ことり」からはアルバムが贈られ、また新木場のレフリーは山田が一人で8試合を裁くことが決定した。


 最後に奈苗がコメント。「さくらさんがプロレス界にいることによって、自分の中で、あー、さくらさんだったらこういう時どうするんだろうって考えたりして。けっこう大きな存在なんですよ。だからこういう場所で、今日初めて試合をしてみて、また今日勉強になりました。さくらさんのおかげで、また私は強くなった気がします。」
    わふーでよよよ  
 また奈苗に「37歳の具体的な目標をここで言え」と言われたさくらは、とりあえずバイクの免許をとることを目標に宣言。そんなさくらにエールをおくろうと、奈苗、里歩、帯広、「ことり」で『ガンバレ! 2013』が歌われた。
    わふーでよよよ  
 そして最後の最後で、バースデーケーキを持った脇澤美穂がサプライズで登場。控室で勝手にさくらの水着を着用するなどの傍若無人な脇澤のふるまいに、さくらは「みんな、こういうふうになっちゃダメ!」と、スターダム市ヶ谷出禁を通告した。
    わふーでよよよ