【試合結果】2013年8月31日(土)板橋グリーンホール | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『夏の終わりの板橋大会』
☆8月31日(土)板橋グリーンホール
観衆135人



◆第1試合 『ポリアンナ日本ラストマッチ』シングルマッチ 10分一本勝負
○米山香織(7分55秒、タイ式後方回転エビ固め)ポリアンナ×


 約一ヶ月間に渡って我闘雲舞にプロレス留学をしていたポリアンナだが、9月5日にイギリスに帰国するため、これが日本ラストマッチとなる。その対戦相手は、滞在中に自宅に宿泊していたという米山。


 ポリアンナはいつものようにリングサイドをハイタッチで一周して入場。まずは手四つの力比べ。ドロップキックでポリアンナを場外に落とした米山は、ポーズを取ると「私はゴム人間~♪」と歌って「アイアム、ラバーヒューマンっ」とポリアンナに向かって叫ぶが、ポリアンナはなんのことだかわからずきょとんとする。セコンドのさくらが「気にしなくていいのよ」とポリアンナにアドバイス。


 ポリアンナがエプロンに米山を張り付けにしてのチョップから複合関節技。一方、米山はエックス固めを極め返す。
    わふーでよよよ  
 チョップとエルボーの打ち合いとなり、ポリアンナが自らの手のひらをなめあげてからチョップを打つと、米山も対抗してヒジをなめてエルボーを打ち返した。


 米山が走ってくるところを捕えたポリアンナがバックフリップをきめるが、カウント2。DDTで反撃した米山が、延髄へのランニングニーからミサイルキックを放つが、これもカウントは2。
    わふーでよよよ  
 続く米山の正面からのランニングニーをキャッチしたポリアンナは、そのままキャプチュード気味に豪快に米山を放り投げる。


 ここでポリアンナはフィニッシュムーブのダブルアーム式フェースクラッシャーを狙ったが、米山がこらえると、ロープに押し込んでからタイ式後方回転エビ固めをきめて、カウントスリーが数えられた。


 試合後、米山は「プリーズ、カムバック」とポリアンナにメッセージを送った。
    わふーでよよよ  


◆第2試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○杏仁師範(4分25秒、猛虎爪撃)趙雲子龍×


 UMAの中国軍団がついにリング登場。杏仁師範と麻婆師範の2人。ハル・ミヤコも中華風なコスチュームで姿をあらわす。「我闘雲舞で中国人と言えばこの人」という理由で相手をつとめることになった趙雲も、対戦相手を意識してか今日はガウンを着用したままで試合をした。
    わふーでよよよ  
 まずは中国風に敬礼をかわす趙雲と杏仁。ゴングが鳴ると、杏仁は中央から趙雲を手招きする。趙雲が歩み寄り、手を合わせて激しい力比べ。ここで杏仁がチョップを趙雲の顔面に打ち込む。


 再び力比べとなり、今度は趙雲が杏仁の側頭部にチョップを打つと、マスクの破裂音のような音が響き客がどよめく。これには肩をふるわせてわなわなと怒る杏仁。
    わふーでよよよ  
 なぜかプロレスの基本通りのバックの取り合いから、趙雲が飛び蹴りを放つと、杏仁のオーバーマスクが脱げてしまい、緑の顔が露わとなる。オーバーマスクを探して大事そうに手にする杏仁。
    わふーでよよよ  
 趙雲がスワンダイブ式にトップロープに飛び乗ったところで、杏仁がそのオーバーマスクを趙雲に投げつけて趙雲は場外に転落する。ここでレフリーの死角をついて、セコンドの麻婆師範が場外で趙雲に攻撃を加える。


 リングに戻った趙雲に、杏仁がオーバーマスクを後ろ向きにかぶせて趙雲の視覚をさえぎると、拳法ふうの型を見せてから趙雲の腹に両手で掌底突き。よくテレビ番組の気功特集でふっとばされる人のように大きく後ろに吹っ飛ぶ趙雲。これはカウント2。
    わふーでよよよ  
 しかし続く杏仁の蹴りは趙雲がキャッチすると反撃開始。後ろ回し蹴り、619、飛び蹴りと次々ときめていく。


 そして趙雲がゴリースペシャルを狙ったところ、麻婆師範がエプロンから自らのオーバーマスクを脱いでレフリーにかぶせてしまう。レフリーの視覚がなくなったところに、麻婆師範が虎の人形のようなものを趙雲の口に押し込む。
    わふーでよよよ  
 苦しむ趙雲に杏仁がスクールボーイ。同時にレフリーのマスクも脱がされ、慌ててレフリーがマットを叩いてカウントスリー。


 杏仁と麻婆の悪の連係プレーにより、新北京の赤い星がまさかの陥落となった。そしてUMA軍は我闘雲舞マットでは珍しい白星を記録。この続きは!?
    わふーでよよよ  


◆第3試合 タッグマッチ 15分一本勝負
○中森華子&井上貴子(6分34秒、フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド)MIZUKI&SAKI×


 LLPW-Xからブリバトの2人が初登場。『奇跡の扉』で入場する。対戦相手は貴子と華子。当初は、モーリーと華子がJWPタッグ王者となっての“我闘雲舞凱旋”が予定されていたが、モーリー欠場のため、ブリバトの師匠、貴子が代打となった。華子はそのタッグのベルトを持って入場。貴子と華子は、黒の水着で統一。ブリバトのセコンドには遠藤美月。
    わふーでよよよ  
 先発は華子とMIZUKI。まずは華子が髪の毛でMIZUKIを投げ飛ばすなどパワーの差を見せる。チェンジしたSAKIがヘア投げやドロップキックを打ち込むが、華子はボディスラムで投げ返して貴子にタッチ。


 SAKIが貴子に放ったアトミックドロップは形が崩れてしまうが、2人がかりでコーナー串刺しドロップキックを乱打して貴子を攻めていく。


 貴子のバックドロップは空中で体を入れ替えてつぶしたMIZUKIだったが、貴子のツームストン・パイルドライバーをくらってしまう。これはSAKIがカットに入り、カウント2。
    わふーでよよよ  
 替わった華子はMIZUKIに逆片エビ固め。SAKIがカットに入ると、華子は2人まとめてドロップキックで吹っ飛ばす。


 華子のミドルキックをみぞおちに食らったSAKIは、なかなか起き上がれない。それでも華子のミサイルキックはかわして、必死にドロップキックを連発していくが、華子の余裕は崩せない。
    わふーでよよよ  
 貴子のハイキックが華子に誤爆してSAKIが押さえ込むが、これもカウント2。落ち着いている華子は、正面から走りこんでSAKIの胸板にキックを打ち込むと、フィッシャーマンズ・スープレックスで固めて、勝利をおさめた。
    わふーでよよよ  
 試合後、貴子がマイクを持ち、自身の25周年記念大会の告知。そしてブリバトの2人がデビュー曲を今から歌うと案内する。


 マイクを持ったブリバトは、プロレスラーからアイドルモードに一気に変身。デビュー曲『Bang☆Bang☆Bang☆』をライブアイドルそのもののノリで歌い上げた。
    わふーでよよよ  


◆第4試合 タッグマッチ 15分一本勝負
○さくらえみ&福田洋(13分40秒、ラ・マヒストラル)ワンチューロ&帯広さやか×


 見ている人が明るい気持ちになるような陽気なムードあふれるはじけた入場を見せる帯広&ワンチューロ。初めてのチーム結成と思えない似合いっぷり。そして、うるさい。
    わふーでよよよ  
 一方、福田は入場するなりマイクアピールを始める。「私は怒っています。アイアムアングリーです」という福田。前の試合でブリバトが試合後に歌ったことに対して「プロレスラーが神聖なリング上で歌うことなんて許されませんよ」と怒っているらしい。一斉に「えーーーっ」という観客。


 「しかも敗者。ルーザーが歌うなんてボクの美学に反している。歌えるとしても、それは勝った時だけだ」という福田にさくらも同調。さくら&福田は「この試合に勝って、2人で『限界のうた』を歌う」と宣言する。


 すると「チョットマッテクダサーイ。オビチューロも歌いたーいです」とワンチューロが言い出す。メチャクチャな『男と女のラブゲーム』を口ずさむワンチューロだが、とにかく、この試合は勝ったほうが試合後に歌えるということでリングアナの聖菜がまとめた。
    わふーでよよよ  
 ゴングが鳴ると、まずは帯広が先制のドロップキックをさくらに放つ。さくらも水平チョップから、さくらえみ70キロ。しかし、いちいちコーナーの福田とワンチューロのリアクションが必要以上に大きい。福田とワンチューロにタッチすると、福田も踊ったりして、なかなかプロレスの試合っぽくならない。
    わふーでよよよ  
 ワンチューロは、さくらの足を踏みながら踊る。なぜかタンバリンでリズムをとる福田。さくら怒る。ワンチューロは、さくらに投げキスでダメージを与えてからラリアット、ブルドッキング・ヘッドロックで帯広にタッチ。
    わふーでよよよ  
 帯広は野球応援ソングを口ずさんでから福田にチョップ。コーナーを塁間に見立てて走り、本塁のさくらに突撃しようとしたところで福田が走塁妨害のカット。これにはブーイングがとぶ。


 さくらが帯広にロメロスペシャル、ダブルアーム式背骨折りと腰を攻めて、福田にタッチ。福田は「ヤングライオンっ」とアピールしてからボストンクラブを狙うが、これは帯広がエビ固めに切り返す。帯広がワンチューロにチェンジすると、ワンチューロはさくらと福田をちぎっては投げ、最後は「オビヒロ最高!」とアピールした。


 帯広が入り、再び野球ソングから福田にチョップ。コーナーを走ると、また福田が本塁手前でブロックで立ちはだかるが、帯広は福田の股の間をヘッドスライディングでくぐりぬけて、そのままさくらにヘッドバットを打つことに成功。
    わふーでよよよ  
 10分経過。さくらは帯広とワンチューロをチョップでなぎ倒すと、帯広に強烈なミサイルキックを放ち、福田にチェンジ。帯広は福田に地獄突きを打ち込むが、福田はサミングからクローズライン。


 そして長いアピールから、パーフェクトプレックスを完璧にきめたが、なんと帯広がカウント2でキックアウトする。
    わふーでよよよ  
 これにショックを受けた福田が乱心してタンバリンを持ち出すが、さくらが取り上げて福田にタンバリン一撃くらわし、タッチして中に入る。


 さくらは帯広にリバーススプラッシュ。カットに入ったワンチューロにダブルアームスープレックスの体勢になると、帯広がバースの入り方でワンチューロごとさくらをつぶしてフォールに入るが、福田のカットでカウント2。


 ここで帯広は帯広マジック。続けてバースを狙うが、回転を止めたさくらがマヒストラル。一発できめて帯広からカウントスリーを奪った。
    わふーでよよよ  
 勝利をおさめたさくらと福田は歌う権利を手にしたが、福田が「お客さんが見たいのはボクのワンマンショー」と言い出す。


 さくらは「一人で『限界のうた』を歌えるのかっ」と怒るが、自信満々の福田に「お手並み拝見」とマイクを譲る。


 福田は、美声で『限界のうた』のイントロを歌い、大拍手が発生。しかし、そのあとの歌詞は覚えていなくてグダグダになり、途中からさくらが歌った。
    わふーでよよよ  


◆第5試合 シングルマッチ 15分一本勝負
△円華(時間切れ引き分け)PSYCHO△


    わふーでよよよ  

    わふーでよよよ  


◆第6試合『戦国デスマッチ ~板橋の戦い~』タッグマッチ 20分一本勝負
○里歩姫&政宗(11分56秒、片エビ固め)高梨某&お「こと」×
※草舞桃


 戦国デスマッチを提案したさくらだが「とりあえず戦国時代なので殺し合い。その他の部分については4人の解釈に任せる」という、かなり丸投げに近い状態でおこなわれることになった。


 ほら貝の音とともに場内が暗転。場内アナウンスによると我闘国はさくらの圧政により国が分裂して戦争を繰り広げているという設定らしい。


 青陣営の高梨某、お「こと」は、大河ドラマ『天地人』のテーマ曲で出陣。セコンドにさくら。赤陣営の政宗、里歩姫は、大河ドラマ『政宗』のテーマ曲で出陣。セコンドに帯広。
    わふーでよよよ  
 先発は家臣(?)の高梨と政宗。レベルの高いレスリングの攻防を見せる。タッチして姫同士の闘いも両者、素早い動きで客席を沸かせる。


 高梨vs里歩姫となり、里歩姫がジャンピングニーからオーをきめると、政宗もおそるおそるながらジャンピングニーからオーを続けてきめる。
    わふーでよよよ  
 政宗が高梨の両手両足を固めて、その上に里歩姫が優雅に姫っぽく座ると、かわいらしさへの嫉妬交じりでセコンドのさくらがきーっとなった。
    わふーでよよよ  
 政宗が高梨にエプロンからセントーン・アトミコを落とすが、高梨もドロップキックを打ち返し、お「こと」にタッチ。お「こと」はトップロープからのボディアタック、巴投げからフロントヘッドロック、そして卍固めと、初対戦の政宗に臆することなく攻め込んでいく。


 高梨にチェンジし、高梨が政宗にコブラツイストを仕掛けると、お「こと」がそこに飛び乗り卍固めと合体。高梨はレッグラリアットから「終わりじゃ」とタカタニックを狙ったが、政宗がこらえて、ドロップキックを放ち里歩姫にタッチする。
    わふーでよよよ  
 里歩姫は高梨にロコモーション式のブレンバスター。トップロープからのフットスタンプも落下させるが、くるくるリボンは高梨に阻止され、ヒザをマットに叩きつけられる。


 お「こと」が入り、里歩姫にドロップキック3連発。大外刈りからのエビ固めもきめたが、里歩姫がギリギリで肩をあげる。
    わふーでよよよ  
 里歩姫はノーザンライト・スープレックスで反撃。草舞桃(そうまとうの里歩姫バージョン表記)は、お「こと」がかわしてエビ固めにいくと、両者、激しいエビ固めの応酬となるが、いずれもカウントは2。


 ここで政宗が高梨に三角跳びブランチャを放ち分断に成功すると、里歩姫は、お「こと」にキチンシンクから助走をつけた草舞桃。これを、お「こと」がカウント2で返すと、里歩姫はブレンバスターから、対角線を走る正調の草舞桃をきめると、これでカウントスリー。
    わふーでよよよ  
 戦国デスマッチは、政宗と里歩姫が勝ちどきを挙げた。
    わふーでよよよ  


◆平和を祈って『ガンバレ! 2013』


 試合が終わると、政宗は「戦国デスマッチということで、約束通り、そちらの姫には腹を切ってもらおう」と、政宗なりの戦国デスマッチの解釈をアピールする。


 お「こと」本人は、わりとのん気な様子だが、高梨が「政宗殿。姫はまだ幼い。負けた者は命を失うのが戦国の世のならいとはいえ、武士の情けで見逃してやってはくれまいか」と嘆願。


 政宗が渋ると、高梨は「お「こと」の代わりに、さくらの首を差し出すということでどうじゃ」と提案すると、客席から大きな拍手。民もそれを望んでいる様子。


 お「こと」が刀を取りだし、さくらを殺そうとすると、さくらは「ふざけんじゃないわよ。なにが殺し合いよ。警察呼ぶわよ」と怒り出す。
    わふーでよよよ  
 すると里歩姫が「無益な殺生は望まぬ。政宗殿、この者の命、見逃してやってはくれまいか」と優しいセリフ。政宗が「皆の者、どうじゃ」と客席にきくが、客席からは「殺せー」の声。高梨も「これが民の声じゃ」とさくらに言い放つ。


 必死に命乞いするさくらに、里歩姫ももう一度お願いし、里歩姫の言葉ということで、みんな従い、さくらは見逃され、そして4人の和睦も成立した。
    わふーでよよよ  
 最後は戦国デスマッチ恒例という「一、十、百、戦国戦国」でしめくくると、場内は再び暗転。


 聖菜の「時は流れて2013年。戦の無い泰平の世の中が続くよう、聞いてください」と、着物姿の4人が『ガンバレ! 2013』を熱唱し、夏休み最後の板橋大会をしめくくった。
    わふーでよよよ