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『Gatoh-Move Japan Tour・56 ~板橋ガトーヒートサマー~』


2013年8月10日(土)13時開始
板橋グリーンホール
観衆151人



◆オープニング


 さくらが各試合の見どころを語った後、里歩、帯広、「ことり」、そしてバギーとP-Nutzという我闘雲舞所属メンバーで入場式。


 挨拶は里歩。「自分は最初、タイに興味がなくて、2人(バギーとP-Nutz)の顔と名前も一致しなかったんです。それなのに向こうは初対面からリホ~って声をかけてくれて申し訳ない気持ちでした。そして練習をしたら、基本練習のやり方が同じで、離れていてもつながっているんだなって思いました。今日、自分はメインで松本浩代選手と試合をしますが・・・コップンカー。サワディーカー。トムヤンクン。・・・タイパワーで頑張ります。タイ最高!」


 そして、いつもの掛け声で大会スタート。
    わふーでよよよ  


◆第1試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○チェリー(5分55秒、春夜恋)「ことり」×


 柔道部を先日引退した中学生の「ことり」と、高校時代は角刈りで柔道部だったチェリーの一騎打ちがオープニングマッチ。「ことり」の両親とチェリーが同い年だという。チェリーが「ことり」の握手を大人げなく拒否してゴング。


 まずはオーソドックスな腕の取り合いとなるが、不利と見たチェリーが「私の得意な柔道で勝負だ」と挑発。柔道のような組み合いとなるが、「ことり」が背負い投げで投げて「いっぽーんっ」と元気よくアピールする。
    わふーでよよよ  
 するとチェリーは「1本とったくらいでいい気になるな。2本目だ」と柔道ルールを無視した発言をして、しかもストンピングで蹴りまくる。客席から非難の声があがるが、チェリーは「私はプロレスラーなんだよ、柔道なんて関係ねえよ」と、自分からの発言を撤回。さらに客席を敵に回す。


 チェリーは「どっこいしょ」の掛け声で大外刈りから、逆エビ固め。さらにボディスラム連発からコーナーにあがるが、これは「ことり」が巴投げでチェリーを叩きつける。


 「ことり」はフロント・ヘッドロック、大外刈りからの変形ジャックナイフ固めと攻勢。ドロップキックは、4方向から走りこんで的確に放つ。
    わふーでよよよ  
 エルボーをチェリーに連打した「ことり」だが、チェリーはボディブローから熟女でドンで反撃。


 続くチェリーのボディスラムは「ことり」が回転エビ固めで鮮やかに切り返してチェリーを追い込んだが、ここで向かってきた「ことり」を海千山千のチェリーは老獪に春夜恋で丸め込みカウントスリー。


 親子年齢差対決は、チェリーが年の功で勝利をおさめた。
    わふーでよよよ  


◆第2試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○田村和宏(7分22秒、アンドレ)ジューケン×


 身長188センチのジューケンと身長160センチの田村の一騎打ち。


 さっそく手を高々とあげての手四つのポーズで田村を挑発するジューケン。ジューケンはコーナーにふられるとノータッチでトップロープに飛び乗り、さらにハンドスプリングエルボーをきめるなど、マットでの来日初戦では見せきれなかった身体能力を大いに発揮して観客を沸かせる。
    わふーでよよよ  
 ミサイルキックで突破口を開いた田村は、チキンウイング・アームロックからワキ固め。そのままジューケンの左腕に照準を絞り、攻撃を左腕に集中する。


 防戦のジューケンは、力任せのボディスラムからコーナーにのぼるが、背が高すぎて会場の照明が邪魔になり、戸惑ううちにダイビングエルボーを自爆。さらに痛めてしまったジューケンの左腕に、田村はミドルキックを連発する。
    わふーでよよよ  
 走りこんできた田村に、ジューケンはカウンターで高速クロスボディをきめ逆転。今度はコーナーを確認し、会場照明がないほうにのぼって、ダイビング・ヘッドバットを成功させる。


 そしてジューケンは、長い手足を絡めつけるコブラツイスト。田村の足も持って同時に絞る。
    わふーでよよよ  
 ジューケンが2度目のコブラツイストを狙うと、田村も切り返そうとコブラツイストの掛け合いの状態となるが、ここで田村は飛びつき腕ひしぎ逆十字固めをきれいにきめる。


 ジューケンがなんとか反転してエスケープしようとしたところ、田村はそのままスタンディングの腕固めに移行。


 かつて猪木がアンドレからギブアップを奪った巨人殺しの技を狙い通りにきめた田村が、身長差をはねのけての勝利をゲットした。
    わふーでよよよ  


◆第3試合 タッグマッチ 15分一本勝負
○米山香織&趙雲子龍(7分37秒、タイ式後方回転エビ固め)河童小町&河童小鉢×


 まずはUMA軍団の河童姉妹とハル・ミヤコが登場。テーマ曲が変わり、ついに伝説の杏仁師範が姿をあらわす。一方、復帰戦の米山は河童のコスチューム。そして趙雲は、早くも杏仁師範と激しい視殺戦。
    わふーでよよよ  
 先発は米山と小鉢。小鉢への河童コールに対抗して“よねがっぱ”コールがおこるが、米山のコルバタが小鉢にうまくかわされ、レフリーの山田太郎に誤爆してしまう。


 趙雲と小町にタッチとなるが、やはりセコンドの杏仁師範を気にする趙雲。小町はきれいなブリッジを見せるなど、意外なテクニシャンぶりで趙雲と渡り合う。


 小町が場外に落とされると、小鉢と小町が「わからない」の伝統芸を見せるが、エプロンとスカートでコスチュームがちがうので「わかるだろっ」とレフリーの山田に突っ込まれて、入り代わり作戦失敗。
    わふーでよよよ  
 即席タッグながら息の合った河童姉妹に趙雲がつかまる展開となるが、趙雲は飛び蹴りから米山にチェンジ。米山はトップロープからのミサイルキック、さらに小町にミサイルキックを打ちながら小鉢にセントーンをきめるなど八面六臂に活躍。


 そして河童姉妹と米山が場外戦となったところで、杏仁師範がすーっとリング内に入る。趙雲も中に入り、中国拳法界の竜虎がついにリングで遭遇。
    わふーでよよよ  
 手を合わせた二人が力比べとなるが、これは杏仁師範が趙雲を投げ飛ばし、第一ラウンドは杏仁師範の貫録勝ち。すると、なんと杏仁師範は、そのマスクをちらりと自ら脱ぐ。そこには虎の顔が一瞬だけあらわれる。謎が謎を呼ぶ杏仁師範。
    わふーでよよよ  
 リング上は米山と河童姉妹の闘いに戻る。小町の地獄突きが小鉢に誤爆すると、趙雲がトップロープから両河童に脳天チョップ。


 弱点の皿を直撃され、苦しむ河童に、米山がすかさずタイ式後方回転エビ固めで丸め込み、カウントスリー。


 米山が復帰戦を勝利で飾ると、9月16日の自主興行の告知、そして最後はゴム人間の替え歌で「よねがっぱの歌」を歌った。
    わふーでよよよ  


◆第4試合 AWF世界女子選手権 20分一本勝負
○さくらえみ(11分16秒、片エビ固め)ポリアンナ×
※クリオネ。王者は2度目の防衛に成功。


 今日は黒いコスチュームを着用し、リングサイドの客とハイタッチして入場の挑戦者ポリアンナ。一方の王者さくらは、紫のニューコスチューム。


 ゴングが鳴ると、さくらが自分でおこしたさくらコールは、観客のポーリーコールにかき消される。まずは腕の取り合い。ポリアンナが優勢。
    わふーでよよよ  
 さくらはコーナーへのさくらえみ70キロ。「アイアムティーチャー」と言いながらポリアンナの背中を引っ掻いてロメロ・スペシャルで持ち上げる。さくらはスマッシュマウス、熟女式グラビア固めと続け、さくらペースで試合を進める。


 さくらのダブルアーム・スープレックスの体勢をリバースで返したポリアンナは水平チョップをさくらに見舞う。さくらもチョップを打ち返すが、ポリアンナがチョップでさくらをコーナーに追い詰め、とどめのブレイジング・チョップ。さらにポリアンナはさくらをコーナーにふって、ランニング・エルボー。
    わふーでよよよ  
 ポリアンナのバックフリップがきまるがカウントは2。さくらは逆さ押さえ込みで逆転すると、中腰のポリアンナの顔面に走りこんでのドロップキックを放ち、コーナーからのリバース・スプラッシュ。さらにムーンサルトプレスで一気にフィニッシュを狙ったが、これはポリアンナにかわされて自爆してしまう。


 ポリアンナはさくらの全身を極める複合関節技で追い込むと、「フィニッシュ」とアピールして、ダブルアーム・スープレックスの形から、前方にシットダウン式に落とすフェースバスター。さくらがなんとかカウント2で肩をあげると、ポリアンナはレフリーにスリーだろと抗議。
    わふーでよよよ  
 さくらはトラースキックで反撃し、ポリアンナにダブルアーム式の背骨折りをきめるがカウント2。


 するとさくらは、この試合2回目のトライとなるムーンサルトプレスをきめたが、ポリアンナが粘り、これもカウント2。


 ならばとさくらは、ムーンサルトにひねりを加え、クリオネ。ポリアンナにジャストミートして、カウントスリー。
    わふーでよよよ  
 先生の意地で、さくらがAWF王座の2度目の防衛に成功。試合後は、ポリアンナの健闘を称えた。
    わふーでよよよ  


◆第5試合 タッグマッチ 20分一本勝負
○E.K.バギー&マサ高梨(9分40秒、片エビ固め)円華&P-Nutz×
※フォーリング・サンチュアリ


 リングアナのプミによるタイ語のコール。日タイ師弟コンビ対決だが、タイ人の2人どうしだけが試合前の握手をかわさず。


 先発は高梨とP-Nutz。教科書通りのオーソドックスな攻防を高梨とやりあうP-Nutzに客席から拍手が送られる。


 円華とバギーにチェンジすると、タックルのぶつかり合い。しかし、これはジャンピング・ショルダータックルでバギーが円華を倒す。
    わふーでよよよ  
 高梨が中に入り、バギーとダブルエルボーから「ゴー、バギー、ゴー」とコールを煽ると、バギーが高梨をおんぶしてダウンする円華の周りをぐるぐると廻り、2人分の体重でのプレスを狙ったが、円華にかわされ自爆。


 再び高梨vsP-Nutzとなり、チョップ合戦を制したP-Nutzが高梨にチンロック。苦しい表情の高梨。P-NutzはリバースDDTをきめて円華にタッチ。円華はコーナーのバギーをビッグブーツで場外に蹴落とすと、高梨に足4の字固めをきめる。


 エスケープした高梨に、P-Nutzがフラッシング・エルボー気味にヒジを落とす。武藤敬司の映像を研究しているというプロレスマニアP-Nutzならではの成果か。早いタッチワークの円華&P-Nutz。円華もその場跳びのムーンサルトプレスをきめるなど、高梨を攻め込んでいく。
    わふーでよよよ  
 ミサイルキックで反撃した高梨は、バギーにタッチ。円華の額に直角に曲げたヒジを連続でブチ当てていったバギーは、豪快なボディスラムから、巨体に似合わないサンセット・フリップを見せる。


 さらにバギーは、コーナーにつめた円華にマシンガン・チョップ。円華はビッグブーツをカウンターできめてP-Nutzにタッチすると、この試合初めてバギーvsP-Nutzのタイ対決の局面に。
    わふーでよよよ  
 P-Nutzと円華が、バギーにコーナー・ラリアットを連射すると、P-Nutzがセカンドコーナーからのダイビング・ボディプレス。高梨がカットに入ると、P-Nutzと円華は、高梨にサンドイッチ・ラリアットをきめる。


 ここでP-Nutzは、バギーにマンハッタン・ドロップから、アックスボンバー。最大の勝機だが、バギーがなんとかキックアウト。


 すると高梨が中に入り、P-Nutzにトラースキックをきめる。バギーはすかさずP-Nutzをネックハンギングに持ち上げ、ひねりを加えてのバックブリーカーというオリジナル技がさく裂。
    わふーでよよよ  
 これでカウントスリーが入り、バギーがP-Nutzからスリーカウントを奪った。


 試合後は4人ともノーサイド。手を挙げる4人に、客席からやむことのない拍手が送られ続けた。
    わふーでよよよ  


◆第6試合 タッグマッチ 20分一本勝負
○中森華子&モーリー(15分17秒、片エビ固め)杉浦透&帯広さやか×
※ディスティニー・ハンマー
    わふーでよよよ  

    わふーでよよよ  

    わふーでよよよ  


◆第7試合 シングルマッチ 20分一本勝負
○松本浩代(11分48秒、片エビ固め)里歩×
※ひろよストーン


 7年目の同期初シングル対決。


 試合前にガッチリと握手をかわす…と見せかけて浩代がバックドロップ狙い。しかし、それを里歩も読んでいたかのように回転エビ固めに切り返してゴング。


 そのまま試合は早い展開に突入し、里歩がウラカンラナのように浩代を場外へ落とすと、初公開となるコーナーからのプランチャをきめた。
    わふーでよよよ  
 速攻に勝機を見出したかった里歩だが、リングに戻ると浩代につかまってしまう。地力の差があらわれ、里歩は防戦一方。なんとか背後からのジャンピングニーを繰り出し反撃を試みるも、すぐに東海道落としをくらう。


 ダメージの大きい里歩が場外にエスケープし、ダウンカウントが数えられる。浩代は無理やり里歩をリング内に押し込む。あわやワンサイドゲームのまま試合が終わってしまいかねない展開に。


 このままで終われない里歩は、浩代のコーナーアタックをカウント2で返すと、リバーススプラッシュを自爆させ、気合いの声をあげてエルボーで立ち向かう。
    わふーでよよよ  
 里歩はコーナーに浩代をふってのニーアタックから、回転エビ固めとフットスタンプの連係攻撃。さらにトップロープからのフットスタンプ、反対のコーナーからのフットスタンプを連発。ようやく試合のペースを握った里歩は、浩代をノーザンライト・スープレックスで投げてカウント2。


 セカンドロープからもう一回、フットスタンプを落とした里歩。トップロープにのぼり、とびついてのウラカンラナを浩代に狙ったが、これは浩代がパワーでキャッチして、そのままシャチホコ固めをきめる。思い切り里歩の背中がエビ反りに。逃げようとする里歩をセンターに引きずる浩代。それでもなんとか里歩はエスケープ。
    わふーでよよよ  
 浩代はダブルニーを里歩に落とすと、リバーススプラッシュの体勢へ。しかし、里歩はこれをうまくコーナーにのぼり、逆に浩代の上に立つと、コーナーから落ちないようこらえる浩代にフットスタンプを落としていく。


 コーナーに宙吊りとなってしまった浩代に、里歩はそうまとう。さらに座った状態の浩代にセカンドコーナーからそうまとうを放ち、カウント2.9。
    わふーでよよよ  
 チャンスの里歩は、正調のそうまとうを狙うが、なんと浩代はこれをキャッチして立ち上がるというパワーを見せる。しかし、里歩はそれを回転エビ固めに切り返し、そして、そうまとう。きまったかに見えたが、ヒットした位置がロープ際だったため、浩代の手がロープに伸びて、惜しくもカウント2。


 ここで里歩は、奥の手で、くるくるリボンを狙ったが、浩代が回転をつぶして逆にフォール。カウント2.9。


 浩代はバックエルボーを里歩に見舞う。カウント2.9。


 粘る里歩をアルゼンチン・バックブリーカーに抱え上げた浩代は、ひろよストーン。
    わふーでよよよ  
 里歩のストマックを破壊し、カウントスリー。メインにふさわしい熱戦を浩代が制した。
    わふーでよよよ  


◆エンディング


 試合後、里歩は「これからは、わざと誤爆したりしないから、またタッグを組んでください」と浩代にマイク。「わざとだったの…?」と哀しげな浩代だったが、タッグは快諾。さくらが大阪でのタッグマッチ、里歩&浩代vsさくら&帯広を決定した。


 選手がリングをあとにすると場内暗転。最後の歌のコーナーにそなえ、モーリーが登場してコールリーダーとなり、客席にガトムーコールをおこそうとすると、なぜか杉浦も中に入り「我闘雲舞のコールリーダーは俺だっ」とモーリーと言い争いに。


 なんだかんだモーリーと杉浦が競い合うようにガトムーコールを起こす中、リングに里歩、帯広、さくら、「ことり」が登場。『ガンバレ! 2013』を熱唱した。
    わふーでよよよ  
 最後に出場全選手がリングにあがり、さくらがマイクを持つ。


 「今日のメンバーは、プロレスがない国でプロレスを始めて、本当に平日の昼間練習とかなので、2人しか、バギーとナッツしかいないときもあって。ずっとずっと2人きりで練習してきたんですけど、それは本当に小さな世界のことで、彼らが日本に来るのであれば、こーーんなに多くの…ライバルがいるってこと、忘れんなよ。・・・むさくるしいおっさんとか、腹の出ているおっさんとかよぉ…この2人がかわいい女の子だったらどんなによかったのに(さくら泣、場内笑)。」


 「そして最後に、この同じ風景を、タイでも作ってほしいと思っています。今日はみんなに夢を見せたけど、夢の裏側も見せています。きのうみんなでバタバタしてたり、ケンカしたりとか、ホントに帯広と殴り合いのケンカをきのう夜したりとか、そういうのを彼らに全部見せてしまって。そういうことがあって、こういうリングがある。だけど、そういういろいろなものが見えたから・・・タイで、夢の続きを見せてください。」


 そういうと最後の挨拶にプミを指名した。


 プミは、「プミ、バギー、ナッツ・・・日本語ワカラナイ。デモ・・・・Very Happy」と語る。そして「プミ、バギー、ナッツ。Japan come back again」と約束。


 「アー・ユー・レディ?」と客席にきいて、タイでも日本でも、共通の我闘雲舞の掛け声でしめくくった。


「リャオサーイ?」


「メシャーイ」


「リャオクアー?」


「メシャーイ」


「トンパーイ?」


「シャーイ」


「レッツゴー!」


「ガトームーブ!!!!!」
    わふーでよよよ  

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