【試合結果】2012年11月14日(水)市ヶ谷南海記念診療所 | 我闘雲舞(ガトームーブ)公式ブログ 

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『Gatoh-Move Japan Tour.8』


☆2012年11月14日(水)
市ヶ谷南海記念診療所
観衆47人



◆オープニング


    わふーでよよよ  


 イギリス遠征から帰国したさくらがあいさつ。今日はさくらと米山のイギリス凱旋試合ということで、会場にもユニオンジャックが飾られ英国風のムード満載。


 イギリスでJWP王座を防衛したばかりか、EVE王座まで奪取して二冠王となったさくらは、そのときの様子を観客に報告し「イギリスは本当にみんなおしゃれで絵本の中の世界のよう。なので、もうタイはやめてイギリスにしようかと。タイはごみごみしてるし」と暴言を吐く。


 選手入場式も、イギリス国歌にのせて、ユニオンジャックを掲揚した米山を先頭におごそかにみんな登場。今日は選手たちも紳士淑女っぽい。


 あいさつの米山は英語でスピーチ。我闘雲舞の恒例の掛け声も今日は英語。「ゴー、レフト?」「ノー!」「ゴー、ライト?」「ノー!」「ゴー、ストレート?」「イエス!」「レッツゴー」「ガトームーブ!」



◆第1試合 シングルマッチ 10分一本勝負
○南野タケシ(4分40秒、体固め)モーリー×
※デスバレーボム


    わふーでよよよ  


 12月20日の板橋大会で高橋奈苗とのシングルマッチが決定しているモーリーに対して、さくらが用意した“仮想・奈苗”が南野。さくらいわく「ヒゲのあたりが奈苗に似ている」とのこと。


 ゴングと同時にモーリーがタックルでぶつかっていくが、南野は動じずに逆にタックルでモーリーを倒す。


 それでもカウンターのエルボーを南野の胸板にぶち込んで一度はダウンを奪うことに成功したモーリーだが、渾身の水平チョップも南野には全く通じない。逆に南野のチョップ一発で倒されるなど、体格差がハッキリとあらわれる展開に。


 だが気持ちで負けることなく水平チョップを続けたモーリーは、張り手で南野をたじろがせると、フェースクラッシャーでようやく反撃の糸口をつかむ。STOもきめてカウント2を奪うと、こらえる南野をブレンバスターで投げ切り客席を沸かせ、窓枠からのセントーンにも成功。さらに回転エビ固めの応酬では、あわやモーリーが金星という際どいカウントも。


 しかし、南野が強烈なエルボーバットをモーリーの顔面に打ち込んで形成を逆転すると、さらに鈍い音のする頭突きを叩きこむ。


 ふらふらのモーリーに、南野はデスバレーボムでとどめをさし、強さを見せつけた。



◆第2試合 タッグマッチ 15分一本勝負
○中森華子&マサ高梨(13分41秒、路上)彰人&里歩×


    わふーでよよよ  

    わふーでよよよ  


 先発の高梨と彰人がレスリングの攻防で観客をうならせる。タッチして出てきた華子と里歩は初対決。里歩がヘア投げで華子を投げるが、華子は逆に髪の毛で里歩を投げ飛ばすデビル雅美ばりの攻撃を見せる。


 里歩と彰人は、華子に“ガトームーブ・トレイン”をきめる。華子は彰人を壁につめてのミドルキック連打で攻めると、リバース・インディアンデスロック。ここからしばらく、彰人が高梨と華子の2人につかまるシーンが続く。


 河津落としでようやく反撃した彰人が里歩にタッチすると、里歩は2人にジャンピングニー連発から、高梨をスイングDDT、華子を巴投げで投げる八面六臂の活躍。ノーザンライト・スープレックス狙いは高梨にこらえられ鼻をつままれるも、逆に高梨の鼻をつまみ返した里歩は、高梨も巴投げで投げフットスタンプ。さらに窓枠からのフットスタンプもきめたところで彰人にタッチ。


 彰人は高梨をダブルアーム・スープレックスで投げっぱなすと、得意のヒザ十字固めに捕える。カットに入ろうとする華子に、里歩が足をクロスさせた変形のさくらえび固めをきめ、彰人と里歩の足関節共演。さらに彰人はアンクルロックで高梨を追い込むが、これは高梨が絶妙なタイミングの首固めで切り返してみせた。


 華子のジャンピングネックブリーカー、高梨のスインギング・ネックブリーカー、華子のサッカーボールキックと立て続けに彰人にきまるが、なんとかクリアーした彰人がDDTとコンプリートショットを2人同時に放つと、里歩が椅子の上から華子にジャンピングニー。ここから華子と里歩のエルボーの打ち合いに。


 体格差がある華子に一歩も負けずにエルボーを打ち返す里歩は、張り手を叩きこんで華子を崩す。華子はフィッシャーマンスープレックスを里歩にきめてカウント2を奪うが、ディスティニーハンマーはかわされる。さらに高梨のトラースキックが華子に誤爆し、ここで里歩が華子にノーザンライト・スープレックス。これは高梨が必死にカット。


 里歩はそうまとうで勝負をかけるが、かわした華子がすかさず路上で丸め込みカウントスリー。逆転勝利をおさめた。


 初対決は華子に軍配があがったが、試合後も里歩は華子を鋭い目でにらみ続け、負けず嫌いなところを見せた。



◆第3試合 4WAYマッチ 15分一本勝負
○星誕期(7分19秒、エビ固め)米山香織×
※回転エビ固めをつぶす。あとの2人はさくらえみ、松本浩代。


    わふーでよよよ  

    わふーでよよよ  

    わふーでよよよ  


 当初はイギリスで、さくらvs米山vsアルファ・フィーメルvsアンジェリーナ・ラブという4WAY戦が予定されていたが、現地コーディネーターの不手際により試合が中止に。そこで市ヶ谷に場所を変えて4WAY戦が組まれることになった。アルファ・フィーメルの代わりに“桁外れのパワーつながり”で星誕期が入り、アンジェリーナ・ラブの代わりに“美女ディーバつながり”で(?)、浩代が入ることになる。


 さっそくディーバっぽくセクシーに入場する浩代に、客席からはセクシーコール。浩代はレフリーの里歩にセクシーに迫るが、里歩は気持ち悪がり後ずさり。米山とさくらはユニオンジャックふうのシャツを着て登場。さくらはJWPとEVEの2本のベルトを携えている。


 ゴングが鳴ると同時に浩代、米山、さくらが星誕期に襲い掛かるが、星誕期は3人まとめて吹っ飛ばす規格外のパワーを見せる。


 すると米山が「おまえの土俵で勝負だ」と大胆にも星誕期に相撲勝負を挑むが、立ち合いでぶつかっただけで場外まで飛ばされてしまう。観客にあおられてさくらも星誕期と相撲をすることになるが、やる気なさげに簡単に負ける無気力相撲で客席から非難の声。続いて浩代vs星誕期の相撲になると、浩代はセクシーポーズ。気持ち悪さに星誕期がコロリと倒れてしまい、組み合わずにして浩代が相撲で金星をあげた。


 続いて浩代は投げキスで米山からもダウンを奪うが、さくらにはセクシーポーズが通じず顔面キックをくらう。さくらの「さくらえみ70キロ」はキャッチした浩代だが、米山が浩代をリバース・インディアンデスロックにとらえると、さくらが米山にコブラツイスト、星誕期がさくらにスリーパーの数珠つなぎという4WAYならではのシーンに。


 ダウンする浩代に「ロンドントレイン2階建て」と叫んださくら、米山が体を前転であびせると、なんと星誕期も続き、巨体をのしかけられた浩代は完全にグロッキー。


 米山とさくらは「ロンドン橋、落ちる~♪」と歌いながらロンドン橋ごっこをして星誕期を捕獲すると、さくらが星誕期をアームホイップで投げて、さくらえみ70キロ。


 ここからは4WAY戦らしい4者の攻防が入り乱れるめまぐるしい試合展開となるが、乱戦を抜け出したのは星誕期。まずは浩代とさくらを同時に持ち上げる高角度チョークスラムでダウンさせると、残った米山を天井にぶつかるくらいのチョークスラムで高々と持ち上げる。これは米山が空中で切り返して回転エビ固めに入ったが、星誕期が押しつぶし、米山はピクリとも動けずフォール負け。


 星誕期が、まさに動かざるごと山の如しのパワーで、米山を圧殺した。



◆エンディング


    わふーでよよよ  

    わふーでよよよ  


 試合が終わると、イングリッシュ・ティーパーティータイムということで、優雅な音楽が会場に流され、執事とメイドに扮した選手たちが客席に紅茶をふるまう。米山からはイギリスみやげのお菓子も配られた。


 座談会では、里歩と華子が互いに負けたくないとアピール。メイド服の華子は「続きは写真集で」と宣伝。


 米山は、板橋大会で披露して大好評だった『ゴム人間の歌』を、なんと英語バージョンで歌う。「I am Rubber human ♪」と、英語版もファンの支持を得た様子で、米山は「ツイッターで『このツイートの公式RTが1000になったらゴム人間の歌がCD化』というのをやっているので、みなさん複数アカウントを取得して公式RTしてください」と、ステマ的なことを呼びかけた。


 その後、観客みんなとのEVEチャンピオンベルトの重さ当てクイズから、浩代と石田亜矢子(受付嬢)のサプライズ誕生日会。これも英国風にフィッシュアンドチップスを贈呈ということだったが、どう見てもマクドナルドのマックフライポテトとフィレオフィッシュバーガーだった。


    わふーでよよよ  

    わふーでよよよ  


 次回の我闘雲舞は約2週間後の11月30日から3日連続の開催。いつものように何も決まっていないということで、さくらが参戦したい人を募ると、南野が「3日とも出れます」と挙手。感激したさくらが「今まで人がいないときの数合わせみたいな扱いですみません。南野さんを中心にした…中心にはしないけど南野さん優先でカードを組みます。南野さんと試合をしたい人、いますか」と尋ねると、メキシコ修業時代の同期である高梨が立ち上がる。「タケシとシングルマッチをするのは、この市ヶ谷で絞め落とされたとき以来、もう何年振りかだと思う」と意気込みを語ると、スーツ姿のままにらみあい客席も高揚。


 さくらは「南野vs高梨は、南野さん3連戦のクライマックスということで、12月2日にやりましょう。そのための前座として、初日の11月30日はちょうどいい負け役として南野さんvsベアー福田。12月1日には、南野タケシvsさくらえみをやります」と、3連戦の南野のカードを決定した。


 今日は最後のしめも、やはりいつものタイ語ではなく、英語で。


さくら「ゴー、レフト?」


観客「ノー!」


さくら「ゴー、ライト?」


観客「ノー!」


さくら「ゴー、ストレート?」


観客「イエス!」


さくら「レッツゴー」


みんな「ガトームーブ!」