ホテル・オークラ東京本館ロビー階のオーキッドルームと、クレープシュゼットについてさらに。
クレープシュゼットの調理ではフランベを行うので、暗いところで作っていただくと、炎がとても美しく映えるのです。
オーキッドルームはふだん電灯を部分的に消すことはできないのですが、下は特別な催事のときの写真。
ホテル・オークラ東京本館10階にあったレストランのコンチネンタル・ルームがオーキッドルームを舞台に期間限定で復活したときのもの。
伝説の名店といわれる往時のコンチネンタルルームは照明が暗く、クレープシュゼットを作っていただくと、こんな様子だったのでした。暗い照明故の逸話もいくつかあります。
オーキッドルームのメニューには、コンチネンタルルームから伝えられた料理も記載されています。
半世紀継承されてきたものが、今後も受けつがれていくことを願います。