僕は基本的に後で自分自身で読み返すためにこのブログを書いておりまして、数字の上では何人かにお読みいただいているようですが、その実感がありません。現実に読んでくれてる人がいると僕が直接的に確認できた最初の方が、おなじみの電通の安田部長その人でありました。

それ以来2年ほど、このブログを読んでいるという人に実際にお目にかかったことはなかったのですが、先日池袋にあるナイスな会社、良品計画 を訪れた時のことです。仕事が終わって失礼しようとしたその時に最上部長に「ブログ読んでるよ」とおっしゃっていただきびっくりしました。ド中年生活にどっぷり浸かっていたため、このところほとんど書いていなかったのですが、読者の存在に強烈に動機づけられたので、これからもうちょっと頻度を上げたいという気になっています。

先日とある会食で旧知の3人とご一緒いたしました。場所はパレスホテルの中華料理の「琥珀宮」。ここは手の込んだ美味しいお料理でホントにeeなあ!

で、個室で一同着席致しますと、メニューが出てきます。その瞬間、僕を含めて4人が一斉に老眼鏡を取り出しました。昔はみんな若かったのに...と思うと、なんとも言えず温かい気持ちになりました。同じ時代を生きてきた同世代だからこそ分かり合える話題に終始し、イイ気分で会食を終えました。

以上、のちに自分で読み直すためだけに書いた話なので、お読みいただいた方には面白くもなんともないでしょうが、こういう日常のふとした断片が、7年くらいたってから読み直すと妙に面白いものなのです。