プライベートテスト
鈴鹿放送室レーシング プレスリリース
2009.4.20
ロべルト辻野選手がニューマシンで好発進！
今年も12月末に愛知県額田郡幸田町にある「幸田サーキットYRP桐山」で開催予定のレンタルカート耐久
レースに向け、「鈴鹿放送室レーシング」の今シーズン初のテスト走行が定休日の同サーキットで行われ、
レースアナウンサーのロべルト辻野選手がドライバーを担当した。
テスト走行は前日までの晴天とは打って変わって曇り空となった「幸田サーキットYRP桐山」はこの日は
定休日。しかし、「昨日のSUPER GTに触発された」というロベルト辻野選手は同サーキットの
メカニックに休日出勤を強いらせ、同サーキット専務で鈴鹿1000kmクラス優勝の経験もある
「走って喋れるアナウンサー」こと山本克典氏の直接指導をあおぐという、まさにVIP待遇で
今シーズン初テストに挑んだ。
アドバイザーを務めた山本氏がロベルト辻野選手に掲げた今日の目標タイムは31秒台。
レンタルカートコースは初走行の辻野選手はまず慎重にアウトインアウトのラインを忠実に守りながら
コースを走行。スピンを喫する場面もあったが、３４秒台から３２秒台にタイムアップを果たした。
ここで山本氏からのごく基本的なアドバイスが飛んだ。「まずは最短の走行ラインを考えて走ることが
まず大事。それにこういうパワーレスなマシンを操る時はエンジンの回転を落とさないように走れるラインを
見つけるべし。考えて走らないと32秒を切るのは難しい」。
山本氏の分りやすいアドバイスでロベルト辻野選手は２本目の走行に入った。アドバイスのおかげか？
あっさり目標である31秒台をマーク。しかし、その後はスピンをまた何度も喫して、31秒台は前半の
２本のみ。山本氏からは「後半は疲れてきたうえにツッコミ病が出た。攻めているつもりでもタイムが
出ないのは若いドライバーにありがちなこと。突っ込むだけ突っ込んで立ち上がりのことを考えていない。
力を入れずにもっとかるーく走ってみよう」とのアドバイスが出された。
ドライビングの際に力を入れすぎ、すでに手の甲と腕がピクピク状態のロベルト辻野選手は今日の集大成と
して３回目の走行へとコースイン！力まずに走行するという目標を掲げた辻野選手は１周目から感触を
掴み、高速コーナーからのクランクのドライビングをほんのちょっとだけマスター。
山本氏からのアドバイスを活かし、丁寧なドライビングを心がけると、今日の目標を超える30秒台に突入！
２本連続で30秒台をマークすると、その後はまたツッコミ病が発生。
そして首、腕共に疲れ果て、ヘロヘロ状態になり、今日の走行を終えた。
着実にタイムアップをはかり、目標以上の成果、ベストタイム、30秒82をマークし、
ロベルト辻野選手は今シーズン初の幸田プライベートテストを終えた。
ロベルト辻野選手のコメント
「今日の僕が目標を達成できたのは山本さんのアドバイスと、幸田サーキットのニューマシンを
用意してくれたメカニックさんのおかげ。定休日であるにも関わらず頑張ってくれた皆さんに
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今日は目標以上のタイムがマークできたので、
この調子で次回は30秒を切れるように攻めの姿勢でいきたいですね。特に最後のダブルヘアピンが
まだまだ攻めきれていないので、もう少し頑張らないと。でも、このまま行けばＡチーム入りもあり得るかな？あとはウェイトハンデがあるので（笑）そこを何とか。。。
レースまでまだまだ時間はあるので頑張りますよ。レースでは昨日のハンコックポルシェばりに
独走しますので、応援よろしく！」
今年は２台体制で挑むと見られる「鈴鹿放送室レーシング」。
レース経験豊富なピエール選手、セバスチャン選手と共にＡチームで走り、優勝することを目標に
ロベルト選手はトレーニングに励むことを宣言した。
「鈴鹿放送室レーシング」が出場する「ＭＳ縁の下の力持ち忘年ＲＫ２時間耐久レース」は12月末に
愛知県額田郡幸田町にある「幸田サーキットYRP桐山」で開催される。
昨年のスターティンググリッド
「幸田サーキットYRP桐山」ではレンタルカートが好評営業中。
レンタルカートのスプリントレースも開催されているので、是非ともチャレンジして頂きたい。
また、貸切営業も受け付けているので会社のレクリエーションにも利用できる。
幸田サーキットYRP桐山
問い合わせ先： TEL 0564-62-7522
以上、プレスリリース