「初代妄想CP・むらおさ」さんの作品!!
今日は、私のあまずっぱい思い出を聞いてください。
ありきたりな話なんですが、
高校生時代、電車で通学してました。
朝は、いつも同じ時間同じ車両に乗ってました。
朝の電車って、不思議なもので、いつも同じ人がいるんですよね。
そして、いつもいる人がいないと、
『あれ?今日は、どうしたんだろう?』とか、思ってしまうのです。
そんなある日、
ストレートの黒髪がきれいな、素敵な女性がいました。
タレントさんで言うと、昔の赤坂さなえさんの様な可愛らしい女性でした。
打ち抜かれました。ハートを。
一目惚れでした。
それからと言うもの、毎朝が、楽しみでした。
別に、言葉をかわすわけでもなく。
ただ見かけるだけ。
そんな日々が続き、高校生活も終わりに近づいた頃。奇跡が!?
帰りの電車で見かけることのなかった、あの娘が電車に乗って来ました。
席の開いていた、私のとなりに。。。
物凄い、どきどきです。
別に何か話ができるわけでもなく。。。
時間がすぎて行きました。すると、彼女がうとうとしはじめました。
私の肩に頭を乗せて。
幸せの時間は、長く続きません。
私の降りる駅になってしまいました。
でも、彼女は相変わらず、すやすや天使の寝顔です。
意を決して、席を立とうとしました。
その時です。
『好き。』
彼女は言葉を発しました。
たぶん、寝言です。
結局、乗り過ごし次の駅で降りました。
その後、何事も無く高校生活も終わりました。。。。
それから、月日は流れ、
今、その彼女と一緒に楽しくラジオを聞いています。
まぁ・・・妄想なんですけどね。
ネタ職人見習い
むらおさ