行き詰まりなんて実際には何もない。
あれだけ強風にさらされれば、
そんな風に思えるんだなあ。
昔パリの傘屋さんで買った頑丈な折りたたみの傘で、
雨風の中を歩いていましたが、
風に対して真っ向から抵抗するのも、
馬鹿らしくなって傘を窄めてしまいました。
濡れても大したことないもんね。
返って横殴りの風に顔を晒して気持ちが良かったなあ。
都会のビル風はすごい。
直観では確実に次の塁に進んでいるとわかっていても、
それが何なのかはっきりわからなくて、
昨日まで「腑に落ちない気持ち」を保留していました。
ある方とお話しした「製品開発の工程」の話題で、
マーケティングの方法も時代とともに変化していることがわかり、
50%は靄が晴れた気分で今日を迎えました。
残りの50%は、ソマティクスアプローチで解明しました。
ソマティクスの先生も私も、
私のカラダには、夏の空の明るい雲がかかっていると、
同様のイメージを受け取っていました。
わかっているようで言葉にならない部分が、
雲となってカラダのあちらこちらを動いています。
答えがあるのに、どうやって出したらいいんだろう。
そう考えた瞬間、ひらめいたのは、
「ひねり出す」ことでした。
ひとつひとつ、スパイラルの動きで、
骨と骨、筋肉と骨、筋肉と筋肉を感じていきました。
本当、単純です。
肋骨、肩甲骨、肩関節、胸骨など、
今までこんな風に回転させたことなかったなあと、
「バキバキ」と音を立ててスパイラルしていくカラダが、
面白かったです。
特に胸筋がさらにオープンになって気持ちよかったです。
胸筋と「胸襟を開く」この言葉をかけちゃって、
何てカラダって小粋な洒落も言うのかしらと思いました。
思っていることをすっかり打ち明けることを「胸襟を開いて語り合う」って言うんですね。
まさにオープンネスです。
長年未開拓だったカラダは、だいぶ解けてきたようで、
最終的には、
とってもしなやかになり、
その回転は、全身に広がり、
ウエルカムダンスを踊っていました。
その時のカラダは、
とっても透き通っていて柔軟で軽やか。
「ウェルカム」か~
前日のお話とも重なって大きな気づきを得ることができました。
周囲の小さな喜びが、
私の仕事を作っていくことが、
はっきりとわかりました。
この道だ。
そうだね。
美容と健康は、「喜び」から始まります。
お肌や髪の状態も、
気持ちとカラダをちょっと整えるだけで、
美しく光り輝くことを、
実践していきます。
「インスティンクト・リフレックス」&「アルケミービューティー」 by KEI