例のおはなし。(14) & 番犬ルミは私のポラリス。 | kyon2のブログ

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最近、大爆笑した?

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殆ど一人暮らし状態なので、大爆笑する機会はないです。

それどころか、会話する相手さえ…。
だから、こうして毎日ブログを更新して心の隙間を埋めてるんじゃないですか〜。(ToT)/~~~

でも、明日から長女、次女が続けて帰省するので、久し振りに大爆笑するかも知れませんね。

いや、喧嘩したりして…。

それで、普段は洗濯物干し場&物置と化している長女の部屋を片付けたのですが…、

泣いちゃいました。

着なくなっていた洋服を整理していたのですが、その洋服のあちこちに、ルミの抜け毛が、付いていたんです。

そう言えば、このエプロンを着けて良くブラッシングしてあげたなぁ…、
ああ、このジャンバーは散歩の時に着ていたなぁ…、って思い出されて悲しくなってしまったんです。

時は流れて行くのに、古い洋服類の中には、ルミとの楽しかった時間が留まったままだったんです。

ルミは私が出逢った生き物の中で、一番の親友でした。

ルミは私を騙したり、傷付けたり、馬鹿にしたり、そんな事は一切なく、いつも、いつ迄も、私に誠実に寄り添ってくれました。

私が今迄に出逢ったどんな人よりもピュアで、信頼出来る関係を築けた貴重な存在だったんです。

ルミは、私の人生で、今迄も、これからも唯一無二の存在だと思います。

人とは築けなかった信頼関係を、犬と築けたんです。
 
犬を「犬畜生」と呼ぶ人がいますが、それは犬を私達と同じ生き物だと認めずに接したからではないでしょうか?

犬は、とても人間に誠実です。頑なに飼い主を信頼し、尽くしてくれます。

人間は簡単に信頼を裏切り、利得の為に身内でさえ騙したりするのに。

ルミの毛を観ながら、涙が溢れ、片付ける手が動きません。

ルミがあの世に逝ったんじゃなくて、私がまだこの世に残っているんだ、と思えてしまいます。

ルミとの思い出がある洋服は、元々汚れても良い服だったので、もう廃棄しても惜しくない状態でしたが、ゴミ袋に入れるのを躊躇しました…、

その時です。

「ママ、ルミはお洒落を楽しんでいたママが大好きだったよ」って声が聴こえて来たんです。

そして、
「ママの笑顔が大好きだったよ」って、また聴こえて来たんです。

そう、あの子が居なくなってから、私は笑顔も会話も激減しました。
ふと、鏡に目を遣ると、暗い表情の私が映ります。無理して笑顔を作っても一時的なもので、直ぐに笑顔は無くなります。

あの子が居た頃は、四六時中、話し掛け、笑い掛け、心から楽しかった…。

ルミが居なくなってから、私は生に対して執着心が薄くなりました。

努力してまで、生きて居たくない。努力しなければ生きられ無いなら死んでも良い。
そんな思想が私を包んでいます。

その時です。

「ママ、パパと仲良くしてね、ルミはパパも好き、だから仲良くしてね」

またあの子の声が、メッセージを届けてくれました。

温かい何かが、私の中に流れ、前進する力を与えてくれました。

私は、ヨレヨレのエプロンと、ジッパーが壊れたジャンバーをゴミ袋に入れました。

また、過去の思い出に引き戻されて、どうでも良い格好に落ちて仕舞わない様に…、

それは、あの子が望まない事。

片付けが終わった私は、着替えて、お洒落なエプロンを買いに出掛けました。^_^


あの子は、いつも私をあの世から見守ってくれているみたいです。
番犬としての使命に開眼したのでしょうか?(^_^;)


そうだね。
ルミが大好きだったママの姿を取り戻さなきゃね。

メッセージをありがとう!
ルミちゃんは、オンリーワンでナンバーワンだよ。(^_−)−☆

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↑このエプロンは、長女、次女のお下がり。2歳の頃。
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おくるみを噛み噛み。これも長女、次女のお下がり。
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4歳の頃。な〜に〜?ママ。



では、第14話です。
お楽しみ下さい。^_^