カローリ・イ・シュート/庭師 | Эта музыка будет вечной - この歌は永遠に続く

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大好きなロシアのロックを毎日せっせと訳しています。リクエストも受け付けますので歌詞を知りたいロシア語曲がありましたらお気軽に!

ファーストアルバムと言えば公式クリップつきの曲がありましたね。
そうそうこれこれ、「庭師(Садовник)」。この曲も好き!
改めてクリップ視聴しましたが初期衝動云々以前にこの頃お金なかったんだろうな、と。
本人達もだが演出というか何つーかとにもかくにも全体的に若さ漲ってて正直微笑ましいんですが、
1分27秒のガルショークが可愛すぎてサーシャさん今ごふってなってる。ごふって。

「冒頭36秒のガルショークの表情がとても愉快で、まるで子供におとぎ話を語ろうとしているかのようです。
 大人になったあとでも私はこんな語り手からおとぎ話が聴きたいです。」ってコメントが一か月前についてて、
とりあえずグッジョブ押してきた。うんうんうんうんロシア人わかってるじゃん。


カローリ・イ・シュート - 庭師
Король и Шут - Садовник


姉達のせいで若者は一晩中安らげなかった
出かけろとせっつかれるのだ 夜こそよその庭に花を取りに行く時よ、と
森のそばには庭師が住んでいて
その庭はとても素晴らしいのよ

そこで若者は決心した
“いいだろう その庭に行ってやる
 さもないとお前らはつきまとって
 俺を寝かせてくれないからな!”
 
時が近づくと若者は
ナイフを手に出ていった
闇のベールに身を潜め
よその庭へ 花を盗みに!

(繰り返し)
行きなさい 行きなさい 弟よ よその庭へ
花を摘んで家に持ち帰るのよ
弟よ よその庭へ 行きなさい 行きなさい
私達によその花を持ち帰るのよ

一時間が過ぎた 更にもう一時間
しかし弟は帰ってこない
姉達は気がかりでいても立ってもいられなかった
どれだけ弟を待てばいいの!

窓の外では夜が明けたが
弟はやはり帰らない
しかし扉のそばで雄鶏が時を告げるなり
足音が響き渡ったのだ!

大口開けて笑いながら
家に庭師が入ってきて
テーブルにブーケを置くと立ち去った
ひとことも語らずに

花を見た姉達も
口を開けた
花の中には
弟の頭があった!


ファーストアルバム21曲もしかして全部こんな感じなのか?
この歌詞と前歯ないボーカルのバンドが登場した当時の反応が知りたくてたまらない。


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Целый вечер нет покоя парню от его сестер:
"Ты сходи, - говорят, - ночной порою за цветами в сад чужой.
Тот садовник, что живет у леса,
У него ведь сад такой чудесный..."

И решил парень тут:
"Ладно, в сад я пойду,
А то эти бабы доведут,
Покоя и не дадут!"

И лишь час подошел,
Взял он нож и пошел,
Под покровом темноты
В чужой сад, рвать цветы!

Припев:

"Ты пойди, пойди, братец, в сад чужой,
Набери цветов, принеси домой.
Братец, в сад чужой, ты, пойди, пойди
И чужих цветов ты нам принеси".

Час прошел, другой прошел,
Брат назад все не шел.
Сестры начали переживать -
Сколько можно брата ждать!

За окошком рассвет,
Ну а брата все нет,
Но едва запели петухи у двери
Раздались шаги!

(Припев)

И с улыбкой во весь рот,
В дом вошел садовод,
Положил на стол букет цветов и сгинул,
Без лишних слов.

И открыли сестры рты,
Посмотрев на цветы -
Голова их брата
Средь цветов лежала!

(Припев)