日曜に届いた本のうち「海嘯」を読み終わりました。

歴史資料を元にしながらも、あくまで“物語”となっているのが田中芳樹さんらしく、中国史が苦手な私でも読みやすかったです。

戦記…しかも滅亡する南宋側から描かれているので、血生臭かったり胸が痛くなるシーンもあります。
でもこの史実(とされていること)を踏まえて舞台「客家」を観れば、謝先生の創作部分がより楽しめるんじゃないかという確信があります(笑)

その創作部分の最たるものが空ちゃんですからね(*^^*)



「天空の調べ」に出てきた人物としては…

文天祥
賈似道
理宗
へい(漢字は“日”の下に“丙”と書きます)様
フビライ
バヤン

が「海嘯」には出てきました。



へい様は鳥が好きな聡明な皇子。
「天空の調べ」で、空ちゃんが手で鳥の形を作って、赤ん坊のへい様をあやしてましたよね(*^^*)
へい様が鳥好きになったのは空ちゃんのせいかも?(笑)

こんな感じで史実と創作を比較して楽しめるんじゃないかなぁ?と思うのです。
11月が楽しみ♪