昨日6月26日(月)は、明日海りお様のお誕生日でした。

 

昨年は『ME and MY GIRL』東京公演中、しかも日曜でしたね。

私は関西の空の下で、ひとりお祝いしてた訳ですが。

 

今年は宝塚公演中。

こんな機会、明日海さんの在団中にはもう巡ってこないかも。

これはもう、行くしかない…!

 

…という訳で、6月24日(土)~26日(月)は3日間宝塚へ連勤。

土曜から体調をガタッと崩したものの、気力で乗り切りました。

 

明日海さんを拝見したら、一気にアドレナリンとセロトニンが分泌され、本日はむしろ快調です。

 

あの頭痛と吐き気の三日間は、何だったのでしょうか…。

愛を試されていたのでしょうか…。

そんなの、愛してるに決まってるのに…。

 

あまりにも浮気が激しいためか、たまに「誰が本命なの?」と尋かれますが。

明日海さんは「本命」という言葉では表現しきれない、特別な存在です 。

 

好き嫌いといった個人的感情さえ、超越した存在かもしれません。

 

いうなれば、『まれびと』だと感じています。

 

「それは、お前がファンだからだろ?」と突っ込まれそうですが、敢えて。

 

感覚的なことは、説明して分かってもらおうとしても困難ですし。

私はそう感じている、というだけの事です。

 

…と、まぁ、明日海さんについて語りだすと、ファン以外の方には 引かれそうな事を言い出します。

 

一言でいえば、「好きすぎてツライ」

 

いつになれば、楽になれるのでしょうか…。

退団されて、男役をやめたら…?

 

でも、ワインの女王様にもときめくので、『女優・明日海りお』も かなりツボな予感しかなくて。

なかなか楽になれなさそう…。

 

それはそれで、幸せかもしれませんね。

お金はかかるけど。(これがな…!)

 

 

みりお様のバースデイ近辺の観劇やイベントのレポ予定は、下記の通り。

 

6月24日(土)阪急交通社貸切公演ミニ・インタビュー

6月25日(日)明日海りおお茶会(プレ・ハピバ)

6月26日(月)誕生日当日の舞台

 

以上を思いつくまま、記憶のままに書いていこうと思ってます。

 

まず、26日のバースデイ当日の舞台について。

 

紫のバラの人ならぬ、すみれ色のTシャツが劇場にあふれていました。

 

そうです。

明日海会のバースデイ総見の方々です。

(会服とは別に、総見用のTシャツを作られたんですね)

 

1階後方と2階席は、すみれ色に埋め尽くされてました。

 

開演中は、ナイアガラやヴィクトリアの滝のような拍手と歓声が降ってくる、降ってくる。

ヒューヒューといった掛け声も聞こえ、全国ツアーか台湾公演か? …って勢いでした。

 

明日海会は人数が多いわりに物静かなイメージなので、意外といえば意外。

 

でも、今回のショーでは、明日海さんが拍手を煽ったりするから。

 

全国ツアー『EXCITER』でも、明日海さんの煽りは見られたものの、大劇場公演でも、ついに…!

 

ショーでキザりまくり、客を乗せまくるなんて、花組や…!

花男や…!

 

そういえば、開演前にお会いした彩風咲奈ファンの方が

 

「明日海さんはTHE花男だし、仙名さんはTHE花娘ですよね」

 

と仰って下さいましてな…。

 

ゆきちゃんはともかく、みりお様までも?!(感激)

 

そういえば、他の組担当の友人も「明日海さん、花男だ~」と言ってた。

言ってたよ…!(感極まり)

 

他組担当・他ジェンヌさんの贔屓から見れば、明日海さんはそんなにも花組に染まってるんですね。

ありがとうございます…!

 

例えるなら、毎日見てると気づかない我が子の成長が、よそ様からは一目瞭然!…というような…?

 

成長をヒシヒシと感じる、明日海さん率いる花組生達。

 

お芝居は、感情の込め方が強まってました。

明日海さんと仙名さんに至っては、涙で目が潤んでて。

 

あの脚本で、これだけ入り込めるなんて。

明日海さんと仙名さんをはじめ、花組子たち…さすが…。

つくづく、組子力を感じる舞台です。

 

…と言いながら、実はわたし、『邪馬台国の風』が結構好きになってて。

 

改めて観てると、各キャラクターが立ってるんですよね。

 

キャラで見せる芝居は、宝塚のお家芸。

観れば観るほど、なんだかクセになって来ました。

 

ショーの方も、普段にも増して、熱気がすごかった。

舞台上もですが、客席が。

 

たいへんな熱気と拍手と歓声でした。

 

ただ、やはりそこは宝塚。

音楽や歌唱を妨げないよう、またドラマ性の高い場ではその空気感を壊さぬよう、メリハリが利いた応援ぶり。

良い意味でのお行儀の良さが発揮されてました。

 

明日海さんも、ファンの方も、遠慮がちで抑えめな印象がありましたが、昨日は良い意味でイメージを裏切っていました。

 

舞台と客席が、熱く呼応し合っていました。

明日海さんも、明日海ファンも。

 

その勢いに乗り、同じく盛り上がってました。

組子さん達も、観客の皆さんも。

 

明日海さんも、トップになられて丸3年。

弾けても良い…というか、遅すぎたくらいかもしれませんね。

 

でも、そんな奥ゆかしさが、明日海さんらしいのですが。

 

早期から抜擢を受け続けて来られただけに、周囲への気遣いを優先して来られた事と思います。

きっと、トップさんになられてからも、その姿勢は変わらないのでしょう。

 

大きな大きな歓声と拍手を浴び、それを更に煽る明日海さんを見て。

明日海さんが乗り越えてきた道程を思い、ようやく自由に羽を伸ばせるようになられたのかな…と。

そんな事を思いながら、ホロリと…。

 

 

「今宵は僕と…」で、バチバチ・ウィンクと花組ポーズ。

盛り上がる観客を、両手でもっと!と煽る明日海さん。

客席はますますヒートアップ!

 

煽るだけ煽って、シーッ!と口に指をあてる明日海さん。

一瞬で静まる観客席。

 

どんなにはしゃいでも、瞬間的に静まり返る従順さと統率力に、鍛えられたものを感じました。

古き佳き日本の精神を感じる瞬間というか…。

 

こういうところ、ホントすごいと思います、宝塚って。

ファンは音楽学校で学んでないはずなのにね。

 

 

フルーツワインが次々登場する場では、いつも以上に濃厚な絡みが…♡

例えば、ベリーのワイン(音くり寿)に顔を近づけ、キスするの?…と思わせたり。

あごを指で軽くすくう、いつもの振付パターンもありましたが、全体的にノリノリ。

 

フルーツワイン達が全員集合し、へべれけに酔っ払った明日海さんに

 

「HAPPY  BIRTHDAY!」

 

これに対して明日海さん、

 

「粋な事してくれるねぇ……」

 

にこにこ笑顔の組子たちに囲まれ、

 

「涙が出ちゃう……」

 

…これ、本音でしょうね。

嬉しくて泣きそうな気持ち。

 

「…ヒック!」

 

と、いつものようにしゃっくりを合図に、横になって抱きかかえられて暗転。

 

 

月組から、ほぼ落下傘で花組へ異動して、トップ就任。

約80名の組子たちと、イチから関係を創ることは生半可ではなかったはず。

 

それがいまや、尊敬されると同時に、下級生にも愛をこめて「守ってあげたい」と慕われるトップさんに。

 

明日海さんも、明日海ファンも、涙が出ちゃいますよ…。

ここまで来たんだなぁ…と。

 

(私は歳月の浅いファンなので、かつてのご苦労は情報に基づいた想像でしかないのですが…)

 

 

肉(仙名彩世)とピリ辛ソース(明日海りお)の場でも、通常より濃い気がしました。

 

いつも濃いんですが、仙名肉の首筋に噛みつかんばかりの明日海ソ ースのニヤッと鋭い笑みが。

いつにも増してオオカミさんでした…!(きゃ〜〜〜♡♡♡)

 

 

拍手や歓声もすごかったけど、明日海さんはじめ組子たちも濃かった…!

 

秘かに「うぉ?大丈夫か?」と思ったのが、95期やんちゃ坊主コンビ。

神様(明日海)復活の場で、毎回じゃれ合ってるマイティ(水美舞斗)とれいちゃん(柚香光)

 

いつものように互いの腰をぶつけた時、明らかに普段よりマイティに勢いがあって。

れいちゃんは持ち堪えてたけど、吹っ飛ばされるんじゃ?と一瞬ヒヤッとしました。

 

大型犬の子犬同士の本気のじゃれ合いって、命がけかもしれませんな。

元気なワンコ君たち、みりおちゃんにはお手柔らかにお願いしますね。

 

そういえば、黒燕尾のとき、銀橋でトップさんだけ立て続けにターンしますよね。

足場が狭い銀橋に男役が全員居並び、隣との間隔も狭い。

そこで、超高速ターンを繰り返すトップさん。

すごいな…と観るたび、いろんな意味でドキドキしています。

 

そして、仙名彩世嬢とのデュエットダンス。

リフトが優雅で安定していました。

遠心力も作用するとはいえ、ゆっくりめなのに回転数も多く、ゆきちゃんの身体も下がらずで。

しっかり抱き支えてる感が伝わってきました。

 

舞台から捌けるとき、しっかり嫁の手を繋いで駈けていくのもツボ。

毎回ときめいてます。

 

フィナーレでは最後、トップさんだけがせり上がり、ワイングラス・デザインのシャンシャンを煽っては乾杯する演出になっています。

明日海さんは組子達や客席に向かい、幕が下りるぎりっぎりまで乾杯してました。

いつも以上に、乾杯しまくってくれてたなぁ…と。

 

このときめきが長く続いていきますように。

これからも、明日海さんの誕生日をお祝いできますように。

 

 

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